高齢FIREがやってはいけない!資産取り崩し防止の注意点 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
- 定年間近の高齢FIREが気を付けるべき注意点
- セカンドライフ資産を失くさないために
注意すべき3つのポイント
- 高金利の新興国債券と為替手数料
- 毎月分配金型の投資信託
- 話題のテーマ型投資信託
危ない3つのキーワード
- 「残りわずかです!」
- 「人気です!」
- 「新商品です!」
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若年層の資産形成と50代の定年間近の資産運用で大きく異なるのは、損失回避の点です。
定年を前にしてリスクを取って損失を生むよりも、堅実な資産運用で資産を減らさない方が、心理的にも実際の資金管理の面でも安心です。
積立投資による資産形成は、米国のS&P500に連動する指数にドルコスト平均法で長期積立を行えばプラスリターンになるという実績のもと推奨されています。
それ故、5-10年程度ではマイナスになる年も発生しますが、20年以上などの単位で見れば総じてプラスになるであろうという手法です。
人生100年時代、定年は65歳から75歳まで延長されそうです。
現在50歳であれば残り25年もありそうですが、同じ25年でも20歳からの25年と50歳からの25年では、取り戻せたり無理が効いたりと言った点でも異なりますので、より慎重に運用することが求められます。
また、早期退職優遇制度などで退職金を一度に受け取った方などは、これまでに資産運用をした経験がない場合、運用自体に慣れていないことから手数料や細かな損失の積み重ねで資産を減らしてしまいがちです。
例えば、運用予算の85%はNISAなどで取り扱いのある投資信託や優良債権などで運用し、残り15%は勉強や授業料のつもりで、色々な投資を試してみても良いでしょう。
自分の生活収支から取れるリスクの範囲内で、選択肢を増やす分には、より強固な資産運用体制を構築できるからです。
リスクを取って攻めるロボアド投資を試してみたい場合は、信用ロボアドを検討ください。