目指せ年率2ケタ、シンガポールで「ロボアド」進化: 日本経済新聞
【簡易要約】
- 米資産運用会社の2021年の調査では、シンガポール人18~35歳の80%が現在、資産運用をしている
- ロボットが資産運用を助言する「ロボアドバイザー(ロボアド)」を提供するSyfe(サイフ)
- テレビCMなどの積極的な広告展開で投資家にアピール
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これまでの貯蓄志向の東南アジアの気質は逆の発想で見れば投資へと置き換わる可能性
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ETFを組み合わせた長期の投資戦略というのは日本には欠けている視点
運用サービスの軸となるのが4つの主要な「戦略」(Syfe Core)
- リスクの高い順に「エクイティ100」「グロース」「バランス」「ディフェンシブ」で、投資家はどこに大事な資金を置くか選べる
- 2013年4月以降の年平均利回り(6月時点)は、エクイティ100(株式ETF100%)が14.7%、ディフェンシブ(株式20%)で5%近く
- 少額からでも運用ができ、途中のキャッシュアウトも自由
投資家の囲い込みの新サービス
- 個人投資家が自分で様々なETFを組み合わせてポートフォリオを簡単に組むことができるサービス
- 「ESG(環境・社会・企業統治)」「破壊的テクノロジー」「ヘルスケア・イノベーション」「中国のグロース(成長)」「高利回り投資」の5つのテーマで100以上のETFを組み合わせ可能
- 配当は自動的に再投資
- 信託報酬は年率0.35~0.65%
- 最低投資金額は設定なし
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Syfe(サイフ)のサービスで評価されている点は、下記3点でしょうか。
- 手数料の明瞭会計
- カスタマイズがサービス内で完結&豊富なラインナップ
- 少額からの投資が可能
Syfe(サイフ)と当社サービス信用ロボアドの比較のような形で見ていきます。
1.手数料
手数料はとても低く設定されていて、その分、多くの顧客を獲得することが利益を得るための必須条件となってそうです。
信用ロボアドでは、HWM(ハイウォータマーク)という方法で、簡単に説明しますと、利益が出た分に対して手数料が発生します。
コストとパフォーマンスが見合うかは、運用成績次第になりますが、手数料の説明や過去の運用実績も後悔してますので、参考にしてみてください。
2.カスタマイズ性とラインナップ
カスタマイズ性とラインナップですが、圧倒的な数とカスタマイズの容易さは多様性が叫ばれる時代性もあって好感されそうです。
ただ、「Syfe Core」の4戦略の組み合わせでも本来十分かと思われますが、それだけだと退屈して他のサービスに乗り換えてしまうユーザーを囲い込むのが目的と思われますので、色々ユーザーが挑戦できる環境という点で評価できる機能でしょう。
実際の運用成績では、ほとんどのユーザーは「Syfe Core」の4戦略に絞って資金コントロールしたほうがリターンは良さそうですが。
信用ロボアドでも、デイとナイトの2つの戦略に対していくつかのシグナルが紐付いていて、お客様の好みや投資資金に応じてつまみをON/OFFしてもらうようなイメージです。
また、その辺のコントロールについても相談は可能ですので、人+ロボの良いとこ取りをした資産形成と言えます。
詳細は、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
3.投資金額
最後の少額からの積立投資は、多くのサービスで導入されていますが、Syfe(サイフ)では最低投資金額の設定がないから驚きです。
信用ロボアドでは逆に、スタートが100万円以上としていますので、その点は今後の課題かと捉えています。
ただ軍資金100万円を捻出するには、「貯金と積立投資を物凄く頑張る!」という力技が有効だったりもするので、なかなか難しいところでもあります。
短期で100万円がすぐに達成するには、1億円で1%で税引き後に約80万円です。
Syfe(サイフ)との比較は以上になります。
他にも信用ロボアドのメリットとしては、値動きが異なるオルタナティブ資産として機能する点や、年率30%を目指す強気のロジックが挙げられます。
過去の実績は、デモトレードからご覧いただけますし、お問い合わせフォームからもご質問可能です。
どうぞよしなに。