「金融」「食」に対する顧客の価値観を明確化し、プロモーション実行を支援 2021年7月、「+FINANCE」「+FOOD」活用サービスの提供を開始|株式会社ロイヤリティ マーケティングのプレスリリース
【簡易要約】
主題
- LM(ロイヤリティ マーケティング)は、顧客の「金融」および「食」に関する価値観を独自ロジックで明確化し、ペルソナ構築と近似Ponta会員へのプロモーションを実現するサービスの提供を開始
背景
- LMは2020年12月から、独自開発の価値観判別ロジックで企業の商品・サービスの顧客像を15の価値観クラスターに分類してマーケティング支援を行うサービス「PERSONA+」を提供してきた
- このたび業界に特化した2つの価値観クラスターを構築
- Pontaの会員情報や実利用データをもとにした拡大推計モデルにより、1億人超のPonta会員の価値観セグメントを構築
金融関連の価値観でクラスターを分類した「+FINANCE」
- 金融に対する積極性やリテラシー、不安感、金融専門家への相談意向といった4つの因子に関するアンケートから判別した、9つの価値観クラスターで構築
食関連の価値観でクラスターを分類した「+FOOD」
- 食のこだわりや安全・安心、トレンドへの関心など、14の因子に関するアンケートから判別した、8つの価値観クラスターで構築
「URでPonta」アンケート調査|株式会社ロイヤリティ マーケティングのプレスリリース
【簡易要約】
- 「URでPonta」会員を対象に、コロナ禍における住環境の変化等のアンケート調査を実施
2021年6月のリモートワーク実施率
- 週3回以上:23.6%
- 週1-2回15.3%
- 実施なし:61%
→リモートワーク実施場所97%が「自宅」
→週1回以上実施は38%、そのうち52.8%はコロナ後もリモートワークは「増える/変わらない」と回答
コロナ禍の引越者の動き
- 引っ越し理由は、「家賃などの負担を減らすため」、「部屋数を増やしたかった・居住空間を広くしたかったため」、「自然環境が豊かなため」
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LM社は、Ponta会員のペルソナ分析をさらに業界ごとに特化させて、より細やかなペルソナに対応した集客支援を行うようです。
ビッグデータを活用した顧客分析は今後益々、盛んになっていくことは間違いなさそうです。
特に金融部分では、どのような取り組みが行われるかに注目しています。
またUR賃貸とも組んでアンケートを実施したようですが、この辺の調査に対してもLMは今後益々力を入れていくと思われます。
単なる調査会社ではなく、顧客の行動データを実際に保有しているため、データ~分析~仮説~施策~結果~改善の手順を自社内で回すことができますし、その強みを他社へのサービス提供にも活かせそうです。