ETFへの流れ止まらず、資産運用会社が全面降伏-こぞって参入 - Bloomberg
【簡易要約】
- ETFへの1-7月の資金流入、過去最高だった2020年通年に迫る
- 急増の背景は、投資信託業界の全面降伏
- 低コストで取引しやすく、税効果の高いETFへと投資家は移行した
- フォーマットが変わった。人々がCDからストリーミングやデジタル音楽に乗り換えたのと同じ
- ETFの資金流入ランキングは20年と同様、バンガードが上位をほぼ独占
- トップはVOO、2位VTI、3位IVV、4位BND※3位以外はバンガード
- バンガードの投資信託からETFへという資金の内部移動も一因
- 米大手資産運用会社25社の大半がETFを提供、または提供予定
- ETF産業のビッグスリー(ブラックロック、バンガード、ステート・ストリート)で75%以上を占めている
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資産運用会社が続々とETFへと参入。
先進国ETFへ投資すると、それは銘柄構成の主要部分を占めるGAFAMへ間接的に投資することになり、時価総額上位企業が勝つ仕組みはさらに盤石になります。
貧富の格差同様、上位を取れる企業が上位というだけで益々、株価が上昇し、企業の命運を分ける形になります。
この流れは、株価に調整(急落)があったとしても当面のメインシナリオであることに変わりはなく、資産形成を行なう上ではぜひとっておきたいポジションです。