【簡易要約】
- 日経マネーが毎年実施している「個人投資家調査」(2万5000人)
- 個人の20年の運用成績、6割がプラス
- コロナショック後の相場上昇に乗って資産を順調に増やした投資家が多い
- 回答者の投資歴は1年未満が22.9%、1年以上5年未満が29.4%
- 投資先では日本株が最も多く65.6%、2番目に多かったのが日本株の投資信託・ETF(上場投資信託)で31.3%
- 運用成績がプラスだった人の投資スタイルでは、インデックス型投信やETFなどを使った海外主体の「国際分散投資」(20.2%)が最多
- 上昇率は日経平均株価が16%に対し、米ナスダック総合株価指数は43%
- 「資産1億円超え」の3割は会社員
- つみたてNISA(少額投資非課税制度)を利用している人は47.2%
- 20代で65.8%、30代で58.8%
- iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用していたのは29.9%
- 「ロボットアドバイザー(ロボアド)」利用は12.8%
4年間の各年の運用成績で、プラス投資家とマイナス投資家の運用の特徴
- 勝ち組は海外資産の保有が多い
- 長期投資が勝ちやすい
- 積み立て投資などを活用
- 銘柄を分散させている「1~5銘柄」
- 銘柄選びは「成長」「配当」「割安」
- 相場急落時に買い出動
※マイナス組は、銘柄選びで「金融機関や専門家の推奨」の割合が高い
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コロナ相場の恩恵は、多くの人が享受できたようで、始める時期としてはとても良かったです。
また、今年は低成長と言われていますが、米国の株価は最高値を更新する状況で、20年から資産運用を始めている方は、引き続き資産を増やしていることと思います。
勝っている人の特徴は、視野を広く長期スパンで取り組んでいる点でしょうか。
個別銘柄を買っている人は多いですが、コア・サテライト戦略でも紹介したように、メインは投信やETFで分散効果を得ながら長期積立を行い、2~3割の資産をサテライトとして、リスク高めの投資を行なう方法がオススメです。
もちろん、投信・ETFでの積立100%でも問題ありませんが、「株式投資をはじめました!」となると、個別銘柄に手を出したくなるのが人間。
その場合でも、自分の向き不向きを確かめる上でも、適切なリスクを取ってトレードできると、負けた場合でも深傷を負わずに済みます。
また、信用ロボアドを組み込むことで、ポートフォリオの中に多様性をもたらすことも可能です。
興味ある方は、ぜひお問い合わせフォームより連絡ください。