news.yahoo.co.jp【簡易要約】
- テーパリングに早晩着手の観測が金融市場で高まっている
- 8月ジャクソンホール会議での実施示唆、年末年始に実施が市場のコンセンサス
- 前回は、2013年5月に示唆、実施が2013年12月で約7か月だったが、当時は、金融市場の混乱への配慮があった(今回はもう少し短いと推測)
- 仮に今年12月に実施の場合、2022年10月に完了、2023年12月に政策金利の引き上げ開始、2025年10月に保有国債の削減(バランスシートの縮小)開始のスケジュール感
- 重要なのは、インフレリスクより金融市場の過熱リスクへの対応。
jp.wsj.com【簡易要約】
- バイデン政権にとって雇用とインフレは最重要
- 連邦準備制度(FRB)のそれらへの影響は絶大
- ジェローム・パウエル議長の任期が2022年2月で切れる
- 再任か交代かの決断には、多くが掛かっている
- バイデン氏は特に雇用を重視で、パウエル氏以上の適任は考えつかない
- パウエル氏は、インフレが問題になるには、「景気過熱」と「インフレ急伸への国内の期待」という組み合わせが必要だと考えるが、同時にそれはこの先何年も起こらないとの見解
- パウエル氏は幾つかの問題を巡り、民主党の進歩派と同調していないが、バイデン氏にとってそれらの重要性ははるかに低い。
www.nikkei.com【簡易要約】
- 米国の金融当局が暗号資産(仮想通貨)でより積極的な規制に乗り出す準備をしている。
- 不安定な暗号通貨市場を監督する法的権限を誰が持つか、決めかねている。
- また、投資家を保護、マネーロンダリング(資金洗浄)、不法な資金調達、規制の緩いシャドーバンキング(影の銀行)システムなどの問題もある。
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テーパリングは8月示唆の年末実施が既定路線。
これは、いままでの認識通りです。
その約1年後に金利引き上げなどが加わった感じです。
また、次期FRB議長はパウエル議長続投が濃厚と。
ついでに、仮想通貨への規制強化の機運が高まっているようです。
週明けなので何事もなく、今までのオサライとなりました。
今週末は雇用統計があります。
今後の影響をふまえると注目イベントですが、まだ不安定な展開は続きそうで一喜一憂して踊らされる局面でもありません。今はまだ、夏に向けて英気を養う時期でしょうか。
ちなみに、先週末、鰻を食べました。