パウエル氏、市場の懸念和らげる-リセッション確率「高くない」 - Bloomberg
【簡易要約】
- パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は連邦公開市場委員会(FOMC)会合で向こう1年間のリセッション(景気後退)の確率は「特に高くない」と発言
- 失業率は新型コロナウイルス禍前の水準を下回ってる
- 個人消費もかなり健全
- リセッションに陥ることは考えにくい
リセッション今や妄想でない-原油、商品急騰と株安で見過ごせず - Bloomberg
【簡易要約】
- イールドカーブのフラット化(長短利回り格差の縮小)や原油急騰、株式相場の調整が単独で起きるだけなら、リセッション(景気後退)の可能性は低い
- 3つ同時に起きる場合は、深刻に受け止めるべき
- 原油価格:1バレル=125ドル以上が6カ月継続
- 金利:米10年債と2年債の利回り格差が逆転なら、景気縮小の兆し
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パウエル議長は、景気後退の心配は無いと述べています。
米国経済の根幹を支える消費者の状況は、失業率の面からも貯蓄の面からも比較的健全な状態にあるとのことです。
インフレ懸念で、消費活動が落ち込みそうではありますが、控えて冷え込んでるだけですから、長期化しなければ問題ないとのことでしょう。
まとめると、注視するポイントは以下3点です。
- インフレの長期化≒原油価格125ドル以上が6か月継続
- 金利=フラット化または逆転
- 株価調整=過去最高水準より20%の下落
125円を超えたのは3月からなので8月まで注視。
イールドカーブ、フラット化が進むか注視。
S&P 500の過去最高は4818なので、20%ダウンは3854。
タイミングを上手くずらせば、リセッションは避けられそうな気はします。
ただし、いま一番怖いのはスタグフレーションで、インフレが収まらないまま景気後退するのが一番悪いシナリオです。
インフレ具合に重点を置くのがこれまで通り、一番確実のようです。
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