www.sbbit.jp【簡易要約】(非会員部分のみ)
「NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)」
=「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」
- コピーが容易なデジタルデータに対し、唯一無二な資産的価値を与える技術
- 新たな売買市場を生み出すとして注目
- 暗号通貨は、代替可能なトークン(Fungible-Token:代替性トークン)
参加者相互の検証が入ることでコピーや改ざんをしにくくし、デジタルデータの資産価値を持たせられるようになった(コピーや改ざんを直接防ぐ技術はこれまでなかった)
- デジタルアート、ゲームやマンガ、デジタルジャケットの限定版などに期待
- 同じようなデータでもまったく異なる
- 金銭的な価値は相対取引によってのみ決まる
イーサリアム(ETH)は、ヴィタリック・ブテリン氏によって開発されたプラットフォームの名称。ここで使用される仮想通貨はイーサという名称だが、日本では、プラットフォームとイーサをどちらも「イーサリアム」と呼ぶ。
現在、NFTの取引の大半はこのイーサリアムブロックチェーン上で取引されている
イーサリアムでの規格
└代替可能:ERC20(ERC1155)
└非代替性:ERC721(ERC1155)
NFTの持つ3つの特徴
1.プログラマビリティ
1次創作者に継続的にマージンが入る仕組みを作ることもできる
著者権管理団体が不要
2.取引可能性
所有しているNFTを自由に移転できる(オーナーシップが特定のサービスベンダーではない)
3.相互運用性
NFTの仕様は、現在のところ共通規格として定められている
どこでも取り扱うことが可能
hedge.guide国内外の主要マーケットプレイス情報です。
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先日の記事で取り上げたNFTですが、その基礎的な内容の解説記事がありました。
この場合、実際のNFTに投機するのがよいか、相乗効果でイーサ(通貨)の上昇に投資するのが良いか、で判断が分かれそうです。
NFTであれば、わかりやすい限定品はロビンフッドが演出した「to the MOON」のような激しい上昇と下落が見られ、一攫千金の魅力があります。
単純な仮想通貨投資としてのイーサであれば、ビットコインが潰されるかどうかが、分かれ目となりそうです。
ビットコインETFの承認はこれからですが、ダメだった際の対抗馬になるかもしれません。
ビットコインは、米国含め世界中から非難の対象になりつつありますが、その大きな理由は2つあり、①脱税や身代金の取引用途で利用されやすい、②環境負荷が高い、です。(通貨として実用性に欠けるなどもありますが)
イーサリアムは、消費電力が大幅に抑えられるかもしれない期待もあるようで、ビットコインを踏み台にズンズン伸ばしていくかもしれません。
お金や物の価値が目まぐるしく変わり、それとは全く関係ないところで一攫千金を狙える、なんとも不思議な時代になりました。
昔より安全な大航海時代に突入している感があります。
ただし、一攫千金を狙うにしても、コアの部分は別に持ち、あくまでサテライト部分でチャレンジしたいですね。