買収騒動に揺れたビットフライヤー、創業者加納氏が社長復帰提案 - Bloomberg
【簡易要約】
ビットフライヤー創業者の加納裕三氏
- 3月下旬に開催予定の同社親会社の株主総会で、自らの社長復帰を求める株主提案を行うことを明らかにした
- ビットフライヤーは短期間での社長交代、買収騒動などあったが経営改革を加速し、新規株式公開(IPO)を目指す
ビットフライヤー概略
- ビットフライヤーは、加納氏がゴールドマンサックス証券に勤務時代の上司と共同で2014年に設立
- 金融庁からの内部管理体制の不備を指摘され、18年に業務改善命令を受け経営責任を取って加納氏は社長を辞任
- 辞任以降、コストに見合った成果が上がらず「何も生まれない会社になってしまった」(加納氏)
売却はなぜ起こらなかったのか?
- 複数の企業がホワイトナイトとして名乗りをあげ、当時買収を提案してきた投資ファンドACAパートナーズを上回る金額を提示した
- 大株主である加納氏が株式の売却先を指定できる権利を行使して、ACAによる買収を破談に持ち込んだ
- 社長復帰、その先のIPOを実現することで「一部の株を売りたい人に対してのエグジットプランも示し、未来を向いて一緒に経営していける株主と共に成長させていきたい」(加納氏)
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社長交代は3年で4度目、春の風物詩と化してる状態でありました。
しかし、今年のビットフライヤー春の陣は、お家騒動というネガティブなものではなく、再生に向けたポジティブな話題となりました。
売却が行われなかった理由については、騒動から半年後の記事でも語られていましたが、今回本人が直接、インタビューに答えていたので明確です。
ただし、小宮山峰史氏の疑惑に関しては不明なままです。
現在、市況は悪いですが、だからこそ立て直しには持ってこいですし、Web3などのトレンドで日本の暗号資産業界が再び活躍しそうな気配が漂っています。
この流れに乗ってビットフライヤーが息を吹き返すことも考えられますし、IPOが実現したらかなりの注目を集めることになるでしょう。
日本に残された数少ない見込みある分野ですので、ぜひ経過観察と応援を続けて行きたいです。
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