ビットフライヤーHD買収を断念 ファンドのACA: 日本経済新聞
【簡易要約】
ACAグループは、ビットフライヤーホールディングスの買収を断念
- 一度は少数株主連合と過半の株式取得で合意した
- しかし、創業者の加納裕三氏が反対するなかで撤回する株主も出た
- 過半取得のめどがたたないと判断
そもそもの発端
- 今回の買収交渉はビットフライヤーHDの少数株主連合が主導
- 共同創業者で約13%の株式を握る小宮山峰史氏、13%弱の株式を保有する積水ハウスの賛同も得て一度は5割強の株式をACAに売却目途
- しかし、加納氏が「自身の承諾なく新規株式公開(IPO)や重要資産の売却をできない旨が投資契約書などに書かれている」と主張し、法的リスクを警戒
最終的な断念理由
- 買収価格が想定以上に膨らんだ
- ACAは当初、株式全体の評価額を450億円と見積もっていた
- 楽天グループや上場フィンテック企業大手が入札に参加する過程で買収額が900億円弱に膨らんだ
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およそ6か月前に紹介したビットフライヤー社(bitFlyer)の買収騒動。
小宮山さんではない
— 加納裕三@bitFlyer (@YuzoKano) 2022年4月2日
加納氏は「小宮山さんではない」と書いてますが、外から見ると小宮山氏が思い直して過半数を得られなかったように見えます。
ただし、加納氏の言う「違う」の意見を支持するならば、他に内部リークした人が戦略的に小宮山氏の名前を出すことで、他の株主たちの賛同を取り付けようとしたのでしょうか。
今回のニュースを受けて、金光氏や木村氏は特にコメントをしていませんでした。
春の風物詩と書かれているようにこれまでも色々あったようですが、加納氏の主張する投資契約書の事項を解決しない限りは謀反を起こすことは難しそうです。
最終的にどういう決着を迎えるのか見届けたいと思います。
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