【簡易要約】
東京金融賞とは?
- 東京金融賞 金融イノベーション部門の支援プログラム参加事業者が決定
- 「『国際金融都市・東京』構想2.0」の取組の1つ(「未来の東京」戦略)
- 都民および都内事業者のニーズや課題の解決に画期的な金融商品・サービスの開発・提供を行う事業者を表彰する「東京金融賞」
スケジュール(予定)
- 令和4年10月~令和5年1月:支援プログラム実施
- 令和4年12月:最終審査
- 令和5年2月上旬:表彰式
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【金賞】
株式会社STANDAGE(日本)
AI・ブロックチェーン技術を活用し、貿易における『交渉プロセスの非効率』『代金決済の不安』等を解決し、全ての企業が高効率かつ安全・安価に貿易ビジネスを行えるサービスを提供
(ロボ太コメント)
円安などで日本の国力低下が危ぶまれる中、日本は観光立国をする意外の収入手段として、輸出をこれまで以上に頑張らなければなりません。
しかし、安く見られている日本円での交渉はこれまで以上に困難なことが予想されます。
STANDAGE社により余計な工程を排除して、より本質的な交渉に注力できる世になれば、多くの人が貿易にチャレンジしやすくなるでしょう。
日本の貿易面における新たなインフラになることを期待しています。
同社の強みは、アフリカや中近東など日本からでは情報が少ないエリアにおける貿易面でのサポートや支払い代金貸倒リスクなどにあります。
IPO等することがあれば、ぜひ検討したい企業です。
【銀賞】
UNCLE2 Pawn Marketplace 二叔公典當(香港)
写真をアップロードすることで最新の価格比較、今後の価格予想、査定結果がわかる、資産家と質屋を結ぶクラウドベースの質屋・オークション市場を提供
(ロボ太コメント)
AI質屋サービスです。
具体的な流れとしましては、以下の通りです。
- AI質屋による事前見積&無料査定
- 72時間以内に見積りが発行(最大3件)
- 指定された質屋にて同意、契約、支払い
紹介画像では時計やブランドバッグ、ネックレスなどの貴金属が掲載されていました。
しかし、ロボ太の期待するサービスは、高齢者のご自宅にある「不用品」だけど、「価値のある品物」を再び市場に流通させることです。
高齢の親が亡くなった場合など、新しく買おうとすると数十万円するようなものでも、家族が処分するにあたっては単なる「不用品」です。
しかし、それらの「不用品」はモノによっては、この世に既に生産者の居なくなった一点物である可能性もあります。
価値がわからなければ、有名絵画もただの紙として燃やされてしまいます。
絵画や巻物ですと、「多少は値が付くかも!」と鑑定に出される方もいるでしょうけど、それ以外にも価値のあるものは沢山あります。
どこまで対応するか、どうやって査定するか次第で、サービスの評価が変わってきますが、ESGの観点からも有益なサービスとなることを期待しています。
【銅賞】
HolyWally - A White-Label Digital Wallet Platform(シンガポール)
支払、暗号資産、投資、ロイヤリティ等様々な金融サービスを統合する個人および事業者向けの電子ウォレットのプラットフォームを提供
(ロボ太コメント)
デジタルウォレット(モバイルウォレット)が簡単に作成できるサービス。
世界初のwallet-as-a-serviceプラットフォームです。
こちらは、日本では「マネーフォワード」や「みんかぶ」などが新しく参入してきてもおかしくないサービス内容です。
家計簿アプリや資産管理、投資コミュニティだけではなく、デジタルウォレットとして実用性も兼ね備えているところが特徴です。
その意味では、国内最強となった「paypay」、独自経済圏を持つ「Rakuten」なども当然参入してくるものと思われます。(というか既に似た仕組みはあります)
ただし、囲い込みではないユーザーの利便性を追求したサービスとして、どこまで根付くか期待したいです。
おそらく、法人には課金して個人は無料で利用できる仕組みと思われます。
むしろ、個人の購買情報を収集できれば、それだけで価値を生む法人向けデータとなります。
プロダクトページのイラストがわかりやすいです。
https://www.holywally.com/product
また、以前に当ブログで取り上げたライフシオン社は意図的に選外としております。
理由は以前に紹介したからというだけですので、当然、こちらも注目すべきサービスであることに変わりはありません。(日本で上場しませんでしたが)
そのため、この4社については12月の本発表のときにも、気にしたいです。
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