日本から逃げ続けるMSCI運用資金-きょう2000億円超が流出と試算 - Bloomberg
【簡易要約】
- 日本株の存在感が低下している
- MSCIの株価指数で、日本企業の構成銘柄を削る動きが止まらない
- 米国などに比べ、相対株価パフォーマンスが悪化しているのが要因
- 日本株は月末に2200億円の資金流出と試算
- 日本銘柄の差し引き増減数は2桁除外の波
- 21年5月(29銘柄の除外、流出額5900億円)、20年11月(16銘柄の除外、流出額1530億円)に続いて3回連続の2桁除外
- コロナ後の直近3回を除けば、2桁除外は東日本大震災直後の11年5月(20銘柄)
- 日本は雇用を維持したまま投資も行っていないためアウトパフォームは期待薄
ツイッター、アグラワル氏を新CEOに指名-ドーシー氏退任 - Bloomberg
【簡易要約】
- ツイッター、ジャック・ドーシー氏がCEO退任
- アグラワル氏は17年から最高技術責任者を務めてきた
- ドーシー氏はスクエアの経営は続けると広報担当者
アナリストの指摘
- 「ユーザーとのつながりが強い割りには収益化できていない」
- 「1人の人物が2社のCEO兼任は、あまり効率が良くないと投資家は認識」
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日本が危ないと言われていますが、ここの所のMSCIの流れをみると危機感を覚えますし、その流れに他も追随すると考えるとヒヤッとします。
ただし、株価は欧州先進国と比べても低調で、そのトレンドは続きそうなため、現実を見ると仕方ないのは理解できます。
円安で日本でのお買い物はしやすいはずでも、資金が流出しているという今の状況がどこまで続くのか、気をつけて注視したいです。
逆にCEOの交代で、これまで軟調だったTwitter社の株価が一時的に高騰しました。
高騰理由は、「収益化の改善=株価上昇期待」と「2社のCEO体制の解消を好感」によるものと思われます。
ただし、現実の数字が追いついてこないと、すぐに見放されてしまいます。
これからが勝負の時期となります。
その意味では、日本は直近、2回の首相交代を経た結果とも言えますので、持ち直すのは相当、難しそうに見えます。
ただし、国内の安定統治という意味では、緩やかな国民皆貧乏体制で300年続いた江戸時代を思わせる空気感のため、長期政権は期待でいそうです。
つまり、普通に日本株を勝っていても、今後はますます厳しくなることが予想される中、ひとつの解決策は世界株や米国株の指数に積立投資を行うこと。
もうひとつは、信用ロボアドで相場のトレンド(日本株低調)とは別のロジックで収益源を模索することです。
ぜひご検討ください!