世界のバブル崩壊がついに始まったと言える理由 | 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
【簡易要約】
- 9月20-22日にかけて、世界の主要株式市場が一時急落したきっかけは、中国・恒大集団の破綻懸念
- ただ今回の急落は、中国の状況とはまったく無関係で「株をそろそろ売りたい」がほとんどの理由
行動ファイナンスのそもそも論
- そもそも株価はなぜ下がるのか?
- それは、誰かが売ったから
- なぜみんな売ったか?
- 株価が上がってきたから
- 下がる理由はひとつで、その前に上がったからで、上がった後しか下がらない
- 行動ファイナンスの大原則(最も重要な原理)
大事なポイント
- 下がったときは、誰かが売った。誰が売ったのか
- その次には、彼らが売った理由を考える
- この2つで相場はすべてわかる
まとめ
- 今回のほぼ全員が、「これまでだいぶ上がったから、いつ売ろうかな」と考えてる状態はバブル末期のサイン
- 今回のバブルは、いちばん弱っている政府や中央銀行に津波のように押し寄せ、リーマンショックよりも遥かに大きなバブル崩壊になると予想
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FOMC後も株価はどんどん上がっていく素振りを見せましたが、危険な状況にあることは間違い無さそうです。
ただ、急落がいつ起こるのかはわからないため、その時までは逸る気持ちを抑えて冷静に対処するのが良さそうです。
仮にリーマンショックよりも規模が大きいとなると、最初の下げから6-12か月程度は様子を見る必要がありそうです。
気持ちとは裏腹に株価が上がっているときこそ、慎重さ冷静さが求められます。