タリバン「戦争終結」宣言、アフガン大統領出国 欧米は退避加速 | ロイター
【簡易要約】
- タリバンは首都カブールの大統領府を掌握し、戦争の終結を宣言
- 欧米諸国など60カ国以上は、外交官など自国民を退避させる動きを加速
- タリバンの指導者は、外国勢力が退去した後、新統治構造を編み出すと発言
- 米国内では、バイデン大統領によるアフガン撤退方針を批判する声
- 国連のグテレス事務総長は、アフガンの女性や女児の将来に特に懸念を表明
- タリバンは、他国に干渉しない代わりに、外国からの内政干渉も許さないと表明
米政権、見通し甘さ露呈 アフガン駐留米軍撤収:時事ドットコム
【簡易要約】
- アフガニスタン駐留米軍の撤収は、2001年の米同時テロに幕を引き、中国を「戦略的競合国」とする大国間競争へのシフトの象徴だった
- 米国が巨額な資金を投じて支援したアフガン政府と軍は、20年前の「振り出し」に逆戻り
- バイデン氏は、同時テロ20周年を前にアフガン戦争を終結させ、自身の功績にしたいとの思惑
- 約883億ドル(約9兆7000億円)以上を投じて装備品を提供
- 米軍が訓練を施したアフガン軍が容易に敗北しないとの計算もあった
- しかし、米軍撤収開始から3カ月余でアフガン軍は崩壊(装備品もタリバンへ)
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アフガンは、タリバンが政権を握り戦争終結。平和が訪れることを願います。
世界の各国の対応を見ていると、まず自国の外交官を国へ戻し、干渉は控えつつも見守っていく姿勢といった感じでしょうか。
日本は、アメリカがアフガンに投じた約10兆円の一部を、「思いやり予算」として肩代わりしてきた訳で、非常に残念であります。
また現在、米国から「思いやり予算」の増額を求められていますが、今回のこの失態で、米国からの増額要求は、(感情的な補填の意味でも、)強弁してくるものと思われます。
パラリンピックはこれからですが、五輪閉幕直後にこのようなイベントが発生することが、今の世界の歪さを物語っているように思います。
五輪が開催できるということは、世界中で平和と健康が享受できている証となるはずです。早く実態が追いつくよう、日本にできることはまずは自国経済の復活です。