早期リタイア「FIRE」派も働き続ける人も、マネー戦略の3分の2は同じでいい理由 | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン https://diamond.jp/articles/-/266997
【簡易要約】(※→はコメント)
「Financial Independence, Retire Early」=「FIRE」。
早期リタイアを表し、資産形成における最近のトレンドワード。
「Financial Independence」=お金の独立性
「Retire Early」=早期に引退
上記2つを組合せた言葉。
実際に多くの人が望むのは、「FI」ではないか?
「FIRE」達成の具体的な手順
- 税金や社会保険料を差し引いた手取り所得の50%で暮らす。
- 残りの50%は全てインデックスファンドに投資する。世界株式に投資する「外国株」とTOPIX(東証株価指数)に連動する「国内株」の半々。
- 確定拠出年金、iDeCo(個人型確定拠出年金)、つみたてNISA(少額投資非課税制度)などを最大限に利用する。
仮に手取り年収が500万円で一定だとすると、運用利回りが年率5%なら、約14年で年間生活費250万円の20倍である5000万円を突破する。5000万円が5%で運用できるなら、毎年250万円使える計算になるので、働かなくても生活できる計算になる。
現実的に目指すことができるFIREへの到達法は、この程度の地味なもの。
重要な点は、「1.」は個人の価値観で調整可能で、「2.3.」は資産形成に必須!
→焦りは禁物(投機に走って損をしないことが大切)。
「お金の有効な使い時はいつか」の観点で、非効率的な事態が発生する場合がある。
→人生を振り返ったときに、若い頃に贅沢(海外旅行・贅沢な買い物など)をしなかったせいで後悔しないか?(晩年にお金を余らすなら、若いうちにバランス良く使ってもよいのでは?など)
~~~~~
解釈をくわえ、教えを4行にまとめると。
① 収入の一定を資産運用に回す(割合は、個人の価値観・生き方による)
② 税制優遇は極力利用する(NISA・iDeCoなど)
③ 損は最小限に抑える (バフェット氏の教え)
④ 資産形成は、インデックスファンドで分散
投資で派手に儲けてる人はうらやましいですが、現実の地味さと自分の適性を理解し、コツコツと積み重ねれば、資産5,000万円の小金持ちは目指せそうですね。
※年率30%を目指す信用ロボアドは、もう少しリスクを取って早期の資産形成を目指す人はご検討ください。