日経平均の採用ルール変更、任天堂はじめ値がさ株への期待本格化 - Bloomberg
【簡易要約】
日経平均の算出要領と銘柄選定基準の一部変更を検討
・株価水準調整:「みなし額面」→「株価換算係数」(係数は原則「1」)
・採用銘柄の株価水準が顕著に高い場合、係数を0.1-0.9に設定(影響抑制)
・組み入れ時のウエートが1%以内
・新ルールは2021年10月の定期見直しから適用
値がさ株(1単元株あたりの株価の水準が高い銘柄)は、指数インパクトや銘柄入替時の売買影響が大きくなるため、採用されなかった経緯がある。
→新ルールで採用されやすくなる!
各セクターで流動性順位が高い日経平均未採用銘柄としては「消費」で任天堂やZOZO、「技術」でキーエンスや村田製、日本電産、「金融」ではオリックスやマネックスグループ、「素材」でユニ・チャームや日本ペイントホールディングスなどがある。
ヘッジファンド、ハイテク株空売りが奏功-下落直前にショート拡大 - Bloomberg
【簡易要約】
・ヘッジファンドの空売り戦略が、現時点でかなり奏功している。
・市場動向では、ハイテク株を敬遠する動きが強まっている。
・ショートスクイーズ(踏み上げ)の懸念はほぼなく、ハイテクセクターの下落が続けば、実質的に空売りを増やすだろう。
・ヘッジファンドを中心とする先物市場の大口投機家はナスダック100ミニを11週連続でネットショート(売り持ち)としている。
高レバレッジのリスク、また浮き彫り-台湾株急落に追い証の恐怖 - Bloomberg
【簡易要約】
・台湾株の指標である加権指数は一時9%近く下落(取引終了は4.1%安)
・取引時間中としては1969年以来の大幅安
・コロナ懸念とハイテク株売りが重なる
・加権指数3.8%安で引けた11日、マージンデット(証拠金債務)が126億台湾ドル減少
・マージンコール(追加証拠金請求、追い証)に直面したことが示唆される。
・12日の記録的株安では一段と規模が縮小したとみられる。
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ヘッジファンドが売りで大活躍の米国。一方、日銀が買い支えせず、2840-28500を割ってしまった日本。日経平均組み替えで、仕切り直しなるか。(10月まで買い支えないつもり?)と早期買い支えを期待する国民。マージン・コールが急上昇し、株高=マージンデットが吹き飛んだ台湾。信用ロボアドも、ここ2日はシビアな展開が続きました。しかし、本日も自分たちにできることを、コツコツ積み重ねていきましょう。