女性CEO率いる企業に特化したETF、S&P500種上回る好成績 - Bloomberg
【簡易要約】
「ヒパティア・ウーマンCEO・ETF」(ティッカー:WCEO)
- 最高経営責任者(CEO)が女性の企業に限定して投資
- 約2カ月前の設定以来、リターンは4.8%と、S&P500種株価指数を上回る
バンク・オブ・アメリカ(BofA)のレポート
- 女性役員の比率が25%を超える企業は、翌年の自己資本利益率(ROE)が他のS&P500種構成企業と比べ高かった
- 21年までの10年のうち9年で
「もうやってられない」、女性企業幹部が大挙して退職-疲労や失望で - Bloomberg
【簡易要約】
序章
- 新型コロナウイルスが米国を襲った時、女性が大挙して退職した
- 2020年末までには、労働力人口に占める女性の割合は1987年以来の低水準
- 2年後の今、女性の労働参加率はコロナ前の水準に戻りつつある
- しかし新たな火種がくすぶっている
多くの上級職の女性が疲労困ぱい
- 仕事上の野心と私生活の間で悩み、高い給料を捨てて退職する女性たち
- 働く女性は、母親としての役割を助けてくれない会社で我慢して働く気はない
- 女性たちはストレスと疲労が退職の一番の理由
「必要だったのは、自分たちのスケジュールを管理する力だ。男女で差のない有給休暇、子育て支援、男性と平等な賃金」
労働省のデータ
- 22年の女性CEOの割合は29.2%、20年の29.3%から増えていない
- 管理職全体での女性の割合は40.5%、21年の40.9%から若干低下
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「Hypatia Women CEO ETF」は、まだ2か月しか経過していませんが、過去のデータを見ると、女性役員率が25%を超える企業の、翌年の自己資本利益率(ROE)が他のS&P500種構成企業と比べ高かった事もあり注目を集めています。
ちなみに、女性CEOの逆張りETFと言えば、キャシー・ウッド氏への対抗する「AXS Short Innovation Daily ETF」(SARK)が有名でしょう。
こちらも、利上げ停止が見えない時期は、ぐんぐんと勢いを伸ばしていましたが、金融引き締めの終わりが見え始めたころから成績を落としています。
ちょうど、コロナ可で女性が大量離職していた時期に強くて、女性の労働参加率が戻りだしたら値動きも下がっているため、キャシーウッド氏の「ARKK」または、それをショートする「SARK」も、女性CEO関連銘柄と連動した値動きが期待できるかもしれません。
ちなみに、ARKKは1/9に32.81、現在(3/9)は38.91で18.6%ぐらいのプラスです。
「Hypatia Women CEO ETF」とともに、我らがキャシーウッド氏のETFも勢いを盛り返すのでしょうか?
ハイテク株のターンはだいぶまだ先との見方が多いですが、国際女性デー関連で有力な投資先としては、「WCEO」ではなく「ARKK」ではないか?というお話でした。
また男女平等の観点で、何かと国内では海外の比較で問題視されることが多いですが、実際は米国でも色々と事がうまく運んでいないようで、家事は女性の仕事というところからの脱却が上手くいっていないようです。
上級管理職であれば、家政婦を雇うなどの選択肢もありそうですが、自分でやりたい人たちは疲れてしまいそうです。
それを踏まえ、家事、育児、仕事の三つ巴では、さすがに続かないだろうなと思います。
女性も自分で何でもやろうとせずに、家事の全部と育児の半分は外注すると、米国株にとってはより良い効果ももたらされることですし、新たな取り組みを期待します。
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