株式会社カブロボ/pegging株式会社の運営メモ

年率30%を目指すロボアドバイザー「信用ロボアド」を提供する株式会社カブロボ(旧gescalgo)の運営メモです。お金や投資、相場にまつわる情報を発信してます。


逆張りの女王・キャシー・ウッド氏への逆風。

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キャシー・ウッド氏、テスラ株を買い増し-マスク氏批判の中でも - Bloomberg

【簡易要約】

  • アーク・インベストメント・マネジメントのキャシー・ウッド氏は10-12月(第4四半期)に、電気自動車メーカー、テスラの株を買い増した
  • 旗艦ファンドのアーク・イノベーションETFにおけるテスラの比重は3番目
  • アークETFは歴史的な引き締めと世界的なリセッション(景気後退)懸念で今年のパフォーマンスがマイナス66%と低迷

 

資産家ローブ氏ら、キャシー・ウッド氏の投資戦略を相次ぎ批判 - Bloomberg

【簡易要約】

  • 著名投資家キャシー・ウッド氏は以前から、アークは世界を変えようとする企業を支援すると主張
  • 一方、「短期投資家」向けの成熟企業には投資しないとも
  • バリュー投資を続けるサード・ポイントのダン・ローブ氏は相場動向にかかわらず自分のポジションに固執するオンライントレーダーとしてウッド氏を揶揄
  • AQRキャピタル・マネジメントのクリフ・アスネス氏も経済見通しが非常に楽観的だと冷笑

 

 

 

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逆張りの女王だけの逆風は想定済みのことと思います。

しかし、この時点でのテスラ株買い増しは、だいぶ痺れるトレードではないでしょうか。

 

TSLA

 

直近のデータでは、TSLAは-72.51%とほぼ3/4を失っている状況。

そして、下落トレンドは続いていて、とどまることを知りません。

 

流石にそろそろ下がり過ぎでは?と思わなくもないですが、現時点では上がる理由もないため、ひと通り下がりきるまで手を出すのが危険な状態です。

 

テスラは電気自動車ではなく、バッテリーの供給会社だとか、モビリティー版iPhoneだなどとよく聞きますが、そういった革新性があれば世界的に普及して他には代えがたい存在になるんじゃないかと期待できます。

しかし、その企業の時価総額が(かつては)100兆円とあっては手が出しずらいですし、それが現在約35兆円だったとしても途方もない数字です。

 

比較対象が曖昧な分、それぞれの思惑があり株価は伸びましたが、いざ下落トレンドにあっては手を出しずらい状況です。

せめて今の1/3ぐらいの10兆円(1000億ドル)になれば、買いやすいでしょうか。

 

そんな中、テスラ株を買い増したアークETFはかなり厳しい状況と思われます。

利下げに転じ市況が強気の展開になっても、これまでのマイナス分を取り返すのは相当大変ではないでしょうか。

 

テクノロジーが未来を創るため、そのような会社に投資を行うこと自体は間違いではありませんが、こうした状況で投資を敢行することはとても抵抗があります。

はたして、キャシー・ウッド氏の試みは実を結ぶのか今後も注視したいです。

 

Amazonなどの銘柄も度々、今が天井のような言い方をされて「終わった」と見なされていましたが、その予想をことごとく裏切って株価上昇を果たしました。

テスラ株もAmazon同様、ここから見事に返り咲くのか見ものですね。

 

 

最終的には、アークETFもテスラ株も、金融緩和のタイミングでは再び上昇に転じるでしょうが、買うタイミングは果たして今でよかったのかなどは一考の価値があります。

最低5年以上、保有する前提に立つなら、何度かに分割して買っているというのがキャシー・ウッド氏の戦略だと思われますので、それを参考にするのも一手です。

 

 

 

もちろん、ハードな逆張りで高いリターンを狙うのもひとつですが、年率30%を目指す、信用ロボアドで市場の値動きとは別のロジックで利益を狙うロボアドバイザーも検討いただければ幸いです。

 

運用実績は、下記よりご覧いただけます。
デモトレード
トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ

 

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