株式会社カブロボ/pegging株式会社の運営メモ

年率30%を目指すロボアドバイザー「信用ロボアド」を提供する株式会社カブロボ(旧gescalgo)の運営メモです。お金や投資、相場にまつわる情報を発信してます。


【市況ニュース】エミン・ユルマズ氏の現状解説と未来観測に学ぶ

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緩和マネーに慣れきった市場 急落リスクには要警戒: 日本経済新聞

【簡易要約】

  • エミン・ユルマズ氏の未来観測
  • 金融緩和を続ける米国は市場への最大の資金供給者
  • FRBが利上げを実施すれば相場が下落する、緩和を続ければインフレ懸念が高まる

 

  • FRBが現状を続ける限り、一番よい投資戦略はクラッシュの直後に株を買うこと
  • ただし、「急落局面でFRBがバケツを持って火消しに来てくれる」という安心感は弊害も生む
  • 高いレバレッジによる市場からの退場、株安を増幅させる可能性には注意が必要

 

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投資を行っていれば、上がるときも下がるときもありますが、一番危険なのは調子がいいときに気が大きくなってレバレッジ取引を行い、大損失を抱えて退場してしまうことです。

いままでは、FRBによる下支えがあり、それは日本でも日銀による介入があって安心してトレードできていましたが、世界的には引き締めムードのため、より注意が必要になっている状況だそうです。

また、急落して早くに買ってしまっても、さらに下げが続き狼狽買いの売りとなりかねませんので、くれぐれもご注意ください。

10月ぐらいまでは不安定でピリピリとした展開が続きそうです。

【市況ニュース】ETFのビッグスリーが占める割合は〇〇%以上! 資産形成のポートフォリオに欠かせないとは?

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ETFへの流れ止まらず、資産運用会社が全面降伏-こぞって参入 - Bloomberg

【簡易要約】

  • ETFへの1-7月の資金流入、過去最高だった2020年通年に迫る
  • 急増の背景は、投資信託業界の全面降伏
  • 低コストで取引しやすく、税効果の高いETFへと投資家は移行した

 

  • フォーマットが変わった。人々がCDからストリーミングやデジタル音楽に乗り換えたのと同じ

 

  • ETFの資金流入ランキングは20年と同様、バンガードが上位をほぼ独占
  • トップはVOO、2位VTI、3位IVV、4位BND※3位以外はバンガード
  • バンガードの投資信託からETFへという資金の内部移動も一因

 

  • 米大手資産運用会社25社の大半がETFを提供、または提供予定
  • ETF産業のビッグスリー(ブラックロック、バンガード、ステート・ストリート)で75%以上を占めている

 

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資産運用会社が続々とETFへと参入。

先進国ETFへ投資すると、それは銘柄構成の主要部分を占めるGAFAMへ間接的に投資することになり、時価総額上位企業が勝つ仕組みはさらに盤石になります。

貧富の格差同様、上位を取れる企業が上位というだけで益々、株価が上昇し、企業の命運を分ける形になります。

 

この流れは、株価に調整(急落)があったとしても当面のメインシナリオであることに変わりはなく、資産形成を行なう上ではぜひとっておきたいポジションです。

 

いま支持を集めている証券会社と伸びている証券会社とは?

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prtimes.jp【簡易要約】

  • 証券会社のイメージに関する調査(13回目)
  • 回答10,274件、男:女(56:44)、20代以下(3%)/30代(9%)/40代(22%)/50代(30%)/60代以上(36%)

株式の売買

  • ある:第1回(2002、48.9%)と比べ減っているが、最低だった第9回(2017、39.5%)と比べたら、少し増加

→個別株だから無いのか、ETF・投資信託ならあるか

 

証券会社の認知・信頼感

  • 野村證券、大和証券、SBI証券の順で高い
  • 認知を伸ばしているのはSMBC日興証券とGMOクリック証券

→50代60代が回答者の66%を占める影響か

 

手数料が安い

  • SBI証券、楽天証券が各2割弱、その後、GMOクリック証券、松井証券

 

先進性がある

  • SBI証券、楽天証券が各1割弱、その後、GMOクリック証券、マネックス証券

 

今後最も取引したい証券会社

  • SBI証券、楽天証券が各1割、その後、野村證券、松井証券

 

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つい先日、御三家と新御三家などと記事で書きましたが、まさにピッタリなリリースがありました。

現在、支持を集めてる会社と取引のある証券会社を比較してみませんか?という趣旨です。

ちなみに、信用ロボアドでは、手数料の観点からも楽天証券を推奨しています。

 

第2回(2010)の調査時には、大和証券・野村證券の2大巨頭があり、その後に岡三証券の並びでした。

それが現在(2021)では、SBI証券・楽天証券が今後の利用者増に期待があり、野村證券・松井証券がそれに続く形です。

 

若年層に人気のネット証券なら、圧倒的にSBI証券・楽天証券が強いのは感覚とも合致します。

paypay証券はスマホ証券(アプリ)だからか名を連ねていませんでした。

しかし、決済から銀行~証券会社までの流れを持っている企業は、ユーザーの利便性やキャンペーンの行いやすさの点からも強力そうです。

 

ネット証券ができる前では、給料振込口座を会社指定されていて振込手数料もかかるため、銀行と証券会社の結びつきは強力でしたが、いまは定額自動送金などで任意の銀行口座に簡単に移動できるため、ネット証券を利用してるなら給与口座の縛りも受けません。

SBI証券・楽天証券は益々、ユーザー獲得を進めていくと思われます。

 

また、松井証券、GMOクリック証券、SMBC日興証券などの認知の伸び率が高い新勢力も、その理由が気になりました。

特に、古くからあるイメージの強い松井証券が伸ばしてきているのは注目です。

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