ミドルクラスにとって新車は高根の花に-米で在庫絞り価格高騰 - Bloomberg
【簡易要約】
米国の典型的な世帯にとって新車は高根の花
- 新車の月平均支払額は777ドル(約10万3400円)と過去最高
- 米世帯の税引き後所得中央値の約6分の1相当
- 自動車の価格は欧州、日本、中国でも高騰
自動車メーカーのビジネスモデルの転換
- 各自動車メーカーは在庫を低水準に抑え、高価格を維持する新戦略を採用
- 新型コロナウイルスで世界的に半導体が不足し、海外勢は多額の利益を生む
- 米国では通常、メーカーは60~100日分の在庫だが、最近ではその半分を目指す
- 大幅値引きで車を売るビジネスモデルからの大転換
- 手ごろな価格で新車を探している人々にとっては選択肢は限られる
ウォール街、「ノーランディング」も想定-米国株は先行き不透明 - Bloomberg
【簡易要約】
底堅い米景気
- 債券投資家は政策金利が5%を超えてその水準にとどまるとの見方を強めた
- 年内の利下げ予想がほぼ消滅、米2年債利回りは再び急上昇
- 株式については不透明感が非常に強い
「ノーランディング」シナリオ
- 金融当局がより長期にわたって景気抑制的な政策を推進する一方で経済成長が持続するという、「ノーランディング」のシナリオを想定
- 「市場予想はハードランディングからソフトランディングに変わり、今ではノーランディング」
- 米国の成長率とインフレ率がより高く長く続くことは株式にはやや追い風
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米経済は個人消費が支えていますが、米国のミドル世帯にとって新車は高嶺の花だそうです。
シェアリングサービスやウーバーなどがあるため、実際に困ることは少なさそうですが、違和感があります。
景気予測では「ハードランディング」でも「ソフトランディング」でもなく、「ノーランディング」との見方です。
つまり、長期の高インフレ状態を維持したのち、景気後退による急落を起こすことなく、株価上昇を迎えるという事でしょうか。
先ほど、中間層は車は買えなくなりつつあるとの記事がありました。
中間層は、車は買えなくとも購買意欲や購買力は十分にあり、景気は底堅いのであれば良いですが、雇用統計でも一人の人が複数の仕事を行うことで数字が良化しているという話もあります。
それと同様のことが米経済成長で起こっているのであれば、米国はますます格差が拡大していくため、中間層の今後の生活が心配になりました。
高所得層がお金をたくさん使うことで経済が潤うのは素晴らしいことですが、一般家庭がお金がカツカツの状態であったら元も子もありません。
賃金上昇と物価上昇と経済成長が適切なバランスを取れているのか?について、疑問が残る今の米経済です。
しかし、株価的には今は仕込みのチャンス時期であることに変わりありません。
長期の高インフレ状態が何時冷めてくるのかは分かりませんが、その後の株価上昇に向けた仕込みには一定の期待が持てます。
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