株式会社カブロボ/pegging株式会社の運営メモ

年率30%を目指すロボアドバイザー「信用ロボアド」を提供する株式会社カブロボ(旧gescalgo)の運営メモです。お金や投資、相場にまつわる情報を発信してます。


投資ブロガーに学ぶIPO投資術。(予想の結果付き)

IPO

 

資産2億円超のエキスパート、上場後購入でも利益狙う: 日本経済新聞

【簡易要約】

投資ブロガーの会社員投資家JACKさんのIPO投資

  • 株式投資、不動産投資やFX(外国為替証拠金)取引などで2億円以上の資産
  • JACKさんが最も得意とするのが、企業のIPO(新規株式公開)関連の投資
  • 有望企業のIPO前の公募段階で株を仕込み初値で売って利益を上げる
  • そのため、70もの証券口座を開設、抽選に当たる確率を高めている

IPO関連投資(セカンダリー投資)

  • IPO銘柄を巡る次の取引も手掛ける
  1. 上場後に株価が公開価格を割った後に購入し、反発して上昇した時に売却益を上げる取引
  2. 新規上場企業の関連会社や取引先の株の連れ高で売却益を手にする取引
  3. 東証1部に新規上場した銘柄の価格が直後に上昇する傾向に着目した取引
    値上がりは、上場の1カ月後にTOPIX(東証株価指数)に組み込まれるため

IPO一服後投資

  • 上場後の上昇が一服して株価が下がった銘柄の売買
  • 室町ケミカルやプレミアアンチエイジングなどの他に、バルミューダやビジョナルも

 

 

 

~~~~~

 

2021年6月4日の記事になります。

そのため、子黄斑に紹介したIPO一服後投資の結果がどうなったのかも紹介したいと思います。

 

まずは記事のまとめ。

IPO投資は関連も含め以下の通りです。

  1. 公開前の抽選に応募して初値売りのいわゆるIPO投資
  2. 初値公募割れの場合に反発狙いのセカンダリー投資
  3. 関連会社や取引先の連れ高狙いのIPO関連投資
  4. 東証1部上場時にTOPIX組み入れを見越したIPO-TOPIX投資
  5. IPO一服後に再加速を期待したIPO再加速投資

 

5番目の物は、特に目安となる指標はなかったため、IPO後に公募割れせず加速して一服した後だけが目安になるため選球眼が必要になりそうです。

そのまま株価が落ちてずっと戻ってこない銘柄もあるため、1~4に比べるとだいぶリスクが高まります。

 

 

 

IPO再加速投資に挙げられていた銘柄ですが、株価は以下の通りです。

 

室町ケミカル(TYO: 4885)

室町ケミカル

6/4以前に購入で1,200-1,300円台、その後7/19に1,416円を付けてから一気に下落。

1,200円で購入した場合、1,416円で売り抜けたとして+18%。

その後、2022/9/9に1,207円に戻すも回復せず。

 

プレミアアンチエイジング(TYO: 4934)

プレミアアンチエイジング

こちらも6/4時点の記事ではすでに購入済みとのこと。

4/23時点で購入した場合、10,650円でその後大きく上昇します。

記事を取材したときと公開されるタイミングとJACKさんが実際に売り抜けるタイミングは分かりませんが、6/4時点でまだ保有しているとしたら、その後に7/16に18,210円まで上昇し、+71%となっています。

その後、緩やかに下がり続け公募割れをしています。

 

室町ケミカルも難しいトレードでしたが、プレミアアンチエイジングもかなり難しい相場で、一回目で売ってしまっていた可能性もありますし、高値で売り切れるかという問題もあります。

 

また20年はIPO投資にとって追い風でしたが、21年はちょうど向かい風に代わるタイミングの年でした。

そのため、投資のしやすさ勝率なども時期により明暗が分かれたのではないでしょうか。

 

バルミューダ(TYO: 6612)

バルミューダ

続きましてはバルミューダ。

こちらは、6/4記事の時点で購入検討とのこと。

 

つまり、3/5の大一服では購入できていなかった模様です。

もし、3/5に購入できていれば、その後7/16まではプラスで終えることができます。

ただし、かなり厳しい展開が予想されます。

 

この場合も、1/29が小幅一服した後、3/5に向けて大一服していますから、一服狙いはとてもリスクを伴うことが分かります。

損切ラインを決めておくことも大切かもしれません。

 

ビジョナル(TYO: 4194)

ビジョナル

最後はビジョナルです。

こちらは大型IPOで注目や期待の高かった銘柄になります。

 

6/4時点では大きく上がりもしていない状況で、むしろ8/6の5,540円に向けてズルズルと下がっている状況でした。

もし8/6で買えていれば、その後多くの場面で大きなリターンを上げられています。

粘ることができれば2021/12/10の10,180円で+83.8%です。

 

やはり、一服のタイミングも大事ですがどの銘柄を選ぶかも大切で、注目や期待、時価総額の大きさなどがリターンの安定感につながると考えられるのであれば有効な戦略なのかもしれません。

 

22年の相場においては、1~3のIPO投資についてもだいぶ厳しい展開でしたので、タイミングを見計らって実行したいところです。

 

 

 

タイミングという意味では、年率30%を目指す、信用ロボアドもだいぶ苦戦した時期もありましたが、今後の景気後退からの回復期に向けて株価のボラティリティが高まる局面に期待したいです。ぜひ検討ください。

 

運用実績は、下記よりご覧いただけます。
デモトレード
トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ

 

疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。



 

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