www.youtube.com【簡易要約】
○株式相場の見通し
ニッセイ基礎研究所・井出真吾氏
- 23年は日経平均は3万円に届かない
- 22年同様、レンジ相場
- 年前半は、「FRB利上げ打ち止め」が好材料で強気(29,000)
- ただし、日銀の緩和縮小への方針転換が懸念材料で伸びきらない
- 年央は、米景気後退と円高のダブルパンチで弱気(24,000)
- 年後半は、「景気回復」、「利下げ開始」を先走りで織り込み上昇
テスタ氏
- コロナの”ツケ”とロシア・ウクライナ戦争でもっと下がるはずだが、思ったより下がっていない
- 相場は上がるか下がるかしかない
-
弱い材料が出てるのに下がらなければ近い将来上がるしかない
- 市場は上に行きたがっている?とみて楽観的
JIN氏
- FRBが利上げを止めたときが株式の買い場
○リスク要因
井出氏
- 弱気:米国の利上げが止まらない
- 強気:インフレ目標を上げてしまう(2→3%)※テールリスク(確率は低い)
テスタ氏
- 相場は、ネガティブサプライズが起こったときに急変する
- いつ起こっても大丈夫なポートフォリオを取っておく
- イベントをすぐに精査してその方向に動く
- 上がっても下がっても勝てるようにする
※日経平均は3万円でも4万円でも可能性としてはある
JIN氏
- ドル高の延長
- 利上げが止まらないとまたドル高になる
○為替
井出氏
- 基本、円高基調
- 一時的に140円に接近する場面があっても年末には120円台
※日本からしても120円台が居心地が良い(旅行や輸入品)
平井聡士氏
- 超短期、短期トレードがメイン(手動)
- 22年は大きなトレンドが出たがどこまで行くか分からない状況で、短期トレードを繰り返したのが勝ち要因だった
- 逆張りはリスクが少ない場面でやること
- 短期トレードだと1分足のテクニカルで判断するから大きなトレンドは関係ない
JIN氏
- スイングトレード(中長期保有)
- 22年にドル円の売りを120円台でエントリーが一番長い
- 死なないことが大事、ディフェンシブに行く
- 経済指標次第だが、ドル高が落ち着くとみている
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それぞれの相場観があり、その人に合った投資戦略というものが様々にあるようです。
ちなみに、JIN氏だけが22年はマイナスで終えています。
特に気になったのはニッセイ基礎研究所・井出真吾氏とテスタ氏の考え方です。
ニッセイ基礎研究所・井出真吾氏は、学術的というか普段のニュースやアカデミックな相場見通しという定番の見方です。
それに対してテスタ氏の考え方は、それらの井出氏の考え方を織り込んだうえで、「相場は上がるか下がるかしかない」と言い切ってるのが印象的でした。
また、「ネガティブなイベントが出ているのに思ったより下がりきらずにいるなら、市場は上に行きたがっている」という発言も的を得ているように感じます。
コロナ相場以降、長らく忍耐力を要求されてきた市場参加者たちですから、余らせているお金の預け先を必死に模索している状況です。
どこかに何かのチャンスがあれば、一気に急騰するような爆発寸前の我慢状態という気がしています。
ロボ太的には為替は130円±15円圏内のレンジで、長期的には円安という方針は変わりませんが、どの程度円高が進むかが注目ポイントです。
また、もし日本への直接投資が加速化するのであれば、円が買われる(円高)を意味しますから、今春の海外投資家資金誘致が実現した場合に、市場が好感するかどうかもポイントです。
株式についても強くは上がらないでしょうけど、基本的には上目線でみています。
ただし、状況が状況ですから上げ下げを繰り返すレンジ相場でやや上目線といったところです。
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