【簡易要約】
今年の干支は「癸(みずのと)卯(う)」、音読みでは「キボウ」
癸(みずのと)
- 癸は甲から始まる十干(じっかん)の十番目
- 癸の字を含む年は、転換期となることが多い年
- 甲から始まる十年間の締め括りの年
- 字義としても「めぐる」「ひとまわりする」「回転する」「転換する」がある
どんな年?
- 世の中が次の世に移るために前の十年の世を力ずくで終わらせる
- 次の新しい十年の飛躍に向けた布石を打っていく年
- 計画を立ててテキパキと処理する必要がある
- 方針が曖昧だと人々の不平・不満が爆発して「一揆」が起きる
卯(う)
- 字義は、新しい世界が開けていく年
- 卯には茂みを表す意味もある
- 良い意味では繁茂・繁栄、悪くすると紛糾し、動きがとれなくなる
- 未開墾地を思い切って開拓していかねばならない
陰陽五行説
- 「癸」は「水の陰」で冬の小寒
- 「卯」は「木の陰」に分類され、春の兆しの訪れを表す
- 「癸」と「卯」は「水生木」の「相生」で補完し生かす関係
- 冬の寒気が緩み、萌芽を促す
「癸卯」の年
- 癸卯の年は、緻密な企画・政策を立てて万事正しく筋を通す
- 同士と力を合わせどんどん実行して行くと繁栄に向う
- 誤ると事柄が紛糾して動乱を招く
- やり方を間違うとなにもかもが壊れて、ご破算にもなりかねない年
総括
- 来年(24年)は、旧体制が破れて新たな激動が始まる「甲辰」の年へと移行
- 癸卯の年は、原理・原則を踏まえつつ、筋を通し、これからの十年の飛躍の年に向けた第一歩となる
- 一年単位で物を考えず、次の新たな十年の成長に向けた布石を打つ
- 長めのスパンで事業を再構築する必要がある
- 「卯」の未開墾地の開拓は、経営戦略論に換言すればブルーオーシャン戦略を目指すということ
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「壬寅」の年は、「分岐、転換、前時代との隔絶の年」、「混乱の中から次世代の勝ち筋が見えてくる年」、「任命される協力するの流れ」と記載していました。
たしかに、任命されたり協力したりする年でありました。
ロシアウクライナ戦争に関しても、「前時代との隔絶の年」というのがあてはまります。
癸卯の年は次の10年の礎となる年のようで、それが甲辰の年から激動が始まるようです。
とにかく、24年までは株価的にも我慢の展開が続きそうですが、23年に関しては耐え忍ぶというより、24年以降の激動を生き抜くために緻密な計画を筋道を立てて実行していく年です。
そして、計画が上手くいかなかった場合はネガティブな方向に激動する恐れも孕んでいます。
まさに今の時代をぴったりと現わしている言葉でしょう。
計画を立てるときにも短期的なものには振り回されず、次の10年を見据えた綿密な計画を、未開拓の地に対して行っていく必要があるという事です。
つまり、不確かな挑戦に対して綿密に計画を行うというとても難易度の高い年となりそうです。
それだけに、明暗の差がはっきりと分かれる年になりそうです。
慎重かつ挑戦的にテキパキと実務をこなして参りましょう。
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