先取り!米国株の「ダウの犬」投資戦略。高配当上位10銘柄の成績は? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
- 2022年は株価が平均的に下落した
- 個別銘柄の予想配当利回りは総じて上昇
- 23年に向けた投資戦略として「ダウの犬」投資戦略にあらためて注目
「ダウの犬」とは?
- 「ダウの犬」(Dogs of the Dow)とは、1990年代に米著名投資家(マイケル・B・オヒギンズ)が著書の「Beating the Dow」(ダウ平均に勝つ)で紹介したシンプルな投資手法のこと
- 手順
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- 年末時点でダウ平均(ダウ工業株30種平均)に採用されている30銘柄から「配当利回り」の高い順に上位10銘柄を選別する。
- 選別した10銘柄に均等額分散投資を行い、1年間保有する。
- 1年後に、再びダウ平均採用銘柄から配当利回りの高い上位10銘柄を選別して均等額分散投資を繰り返す(リバランスする)
「ダウの犬」の有効性
- 「1年に一度の売買」を年末もしくは年始に行うのみ
- 10銘柄から比較的利回りの高い配当を得ていく
- 配当利回りの高さで選別した10銘柄の総収益を示す「ダウ平均・高利回り10銘柄指数」(Dow Jones High Yield Select 10 Index TR)とダウ平均の総収益の推移を比較すると、22年は「ダウの犬」投資戦略が優勢
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昨日は、商品先物のアノマリーを紹介しました。
しかし、先物は難易度が高いため、株式でどうにかするには高配当株投資が有効で、シンプルな投資ルールで実行できるのが今回の「ダウの犬」投資戦略です。
シンプルな投資手法として、1年に1回のリバランスをする方法はほかでもよく見聞きします。
例えば、IPO投資する際も1年などの縛りを設けて実行することで、伸びる銘柄は何倍にも成長しますので、トータルで大きく利益を上げることが可能です。
それを22年で実施したらどこまでうまくいっていたか?という視点もありますが、23年以降で言ったら、そうした手法も有効に感じます。
なるべくルールをシンプルにして、しかし他者と被って機能しないことを避けるため、1つ2つの独自ルールを追加して調整するぐらいが良さそうです。
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