エミン・ユルマズ「米国株はバブル崩壊寸前、今は現金を多めに持つ時期」(1/5)〈AERA〉 | AERA dot. (アエラドット)
【簡易要約】
- トルコ出身の国際エコノミスト・エミン・ユルマズ氏
- 米国株がバブル状態にあると警鐘を鳴らす一方、日本株に追い風と予想
米国株がバブル?
- 米国は超経済大国で、世界のGDP(国内総生産)の4分の1だが、米国株の時価総額は昨年、世界の約6割で明らかに買われすぎ
- 欧米諸国とロシアの分断のように、世界経済がブロック化すればグーグルやアマゾンが事業拡大できるエリアは狭まる
価値と価格は同じではない
- 企業価値に比べて高すぎる株価が正常なレベルに戻っていく
米国株のバブルが崩壊したら
- 米国を中心に配分されてきた投資資金の世界的な大移動が発生
- 移動先の候補は中国、欧州、日本
- 中国は政治リスクも大きく、欧州はウクライナ戦争で地政学的リスク、そこで日本株の出番
- 金融緩和下では成長株が買われる傾向が強く、米国の成長株が資金を集めた
- 金融緩和時代が終わると、投資家の嗜好はから『安定株』(割安株)に移る
「投資」のエミン流定義と今後の戦略
- 人生を豊かにするため、プラスアルファの余裕をつくるために行うのが投資
- 働きたくないから投資をするFIRE志向には否定的
- 米国株のバブル崩壊でさらに株価が下がれば歴史的な買い場になる可能性
- 長期投資しているなら、耐えるべき、淡々と買い続けるだけ
- これから来る米国株のバブル崩壊に備えて現金を多めに確保すること
~~~~~
米国株は大きく下げるでしょうか?
そして日本に資金は集まるでしょうか?
米国株は、景気後退も織り込んでいるため、色々なネガティブなことがあってもサプライズとはなり得ず、歴史的な買い場になるかは疑問視しています。
また日本株は安定していますが、そこまで世界に選ばれるかというと、外国人投資家が資金を入れるのは、本当に一部の銘柄に限られてくるのではないでしょうか。
ただし、世界経済全体が停滞するため、日本株は比較的マシな選択肢になり得ます。
そうはいっても米国株・成長株→現金→米国株・割安みたいな流れで、現金は米国に戻したほうが良さそうな気がしています。
投資家が現在、新しいテーマを探したい気持ちに駆られているのもわかりますが、世界的な投資ブームや諸々のリスクを考慮すると、米国・欧州・日本辺りが候補になり、結局米国となる気がしています。
もちろん、よその国を物色したくなる気持ちもわかりますが、米国のほうがまだマシに思えます。
とはいえ、予想は外れたりするものです。
当たっても外れてもトレードを続け、感情や資金の上限に左右されずに資産形成を目指すなら、自動売買を駆使して年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
・デモトレード
・トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ
疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。