株式会社カブロボ/pegging株式会社の運営メモ

年率30%を目指すロボアドバイザー「信用ロボアド」を提供する株式会社カブロボ(旧gescalgo)の運営メモです。お金や投資、相場にまつわる情報を発信してます。


長期厳選投資術の極意を”日本のバフェット”こと奥野一成氏から学ぶ。

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【簡易要約】

農林中金バリューインベストメンツ株式会社
最高投資責任者・奥野一成

  • 「売らなくていい会社」しか買わない
  • 長期で持っていれば一株当たり純利益が増える会社だけ


永久債

  • 永久に投資していい債券の意味(奥野氏は債券投資家のキャリアが長い)
  • 絶対に人にとって必要な財とサービスをその企業でしか提供できないぐらい強い

 

なぜ投資は必要?

  • 「日々の労働だけで生きるほうがギャンブル性の高い時代」
  • ディズニーに投資すれば、ミッキーが代わりに働いてくれる
  • ただし、長期投資でないとダメ(偉大な企業は短期で現れない)
  • 日本に居ると資産(アセット)が円だけになる
  • ドルやユーロ、別の商圏で稼いでくれる銘柄が良い

 

貯金は現金への投資

  • 貯金は現金(国債)への投資と同じで、物価上昇に勝てない
  • 通貨の価値はそもそも落ちるようになっている
  • つまり、労働と現金だけでは不利になる


オススメの投資先

  • TOPIXは報われない、日本の株式市場は仕組みが悪い
  • S&P500指数のほうが有利(成長促進、銘柄入れ替えの仕組み)
  • そこでオススメは、「長期厳選投資

 

長期厳選投資のポイント

1.産業としての付加価値性

  • 顧客や社会にとって付加価値のない企業は利益が持続しない
  • 顧客の問題解決の対価が付加価値
  • 「安くて売れた、利益出た」ではダメ

2.競争優位性

  • ミッキーに買われるコンテンツを作れるか?(参入障壁)
  • 3つのポイントの中で一番大事

3.長期の潮流

  • 株式の投資家は成長株、テーマ株が大好き(AI,自動運転など)
  • しかし、本来私たちは売上ではなく利益のオーナー
  • 売上がどんなにあっても参入障壁が無ければ儲からない(価格競争)
  • 世界の人口が増えたときにその利益を得られるのは参入障壁のある企業(ディズニーはアフリカにもできる?)
  • 長期的に利益が出せるビジネスを拡大している企業かどうかが大切
    ※実際には、バリュエーションなど色々なことを加味しなければならないけれど考え方として重要

 

利益の源泉

  • 本質的な価値は川上に寄っていく
  • コンテンツ、ソフトウェアなど
  • 任天堂ならポケモン社の過半数を押さえておくべきだった

 

 

 

~~~~~

 

経済ニュース番組として勢いのあるテレ東。

その中で取り扱われるということは、看板キャスターである豊島晋作氏がオススメのコンテンツという事ができます。

 

株式投資の話は至るところで話しつくされている感もありましたから、最近、紹介することも減っていましたが、テレ東「モーニングサテライト」、つまり豊島氏のイチ押しということでピックアップしました。

 

内容としては初心者向けというより中級者以上向けではなかったでしょうか。

ひと通り株式投資や資産形成について取り組んできた方であれば、納得感あったり新たな発見も得られたのではないでしょうか。

 

ロボ太的には、「長期厳選投資」の「競争優位性」と「長期の潮流」が目からウロコでした。

具体的には、下記二つの言葉です。

「売上ではなく利益のオーナー」

「長期的に利益が出せる参入障壁のある企業」

 

今までも「利益が大事」や「経済のお堀」と言った言葉は聞いてきていたので、内容でいったら耳にタコです。

しかし、言葉を変えていろんな方の視点で情報を受け取ることで、自分の中での原落ち度や考え方の理解度の深まりを感じられました。

 

 

 

私自身、成長株が大好きなことがあり、今後も成長をけん引するであろうハイテク株やテクノロジーを駆使する企業に注目することが多かったです。

実際に利益も出せましたし、それ自体には良い悪いもないですが、長期厳選投資の考え方にある、「そもそも我々は利益のオーナー」という視点は弱かったです。

 

今までは売上成長率で判断してましたし、ハイテク株で急成長している企業は結果的に競争力がありました。

新しいサービスのため、高い値段でも成約できていたから利益率も高いことが多かったのです。

 

そうして上手くいっていたために、投資先への利益に対する考え方を言語化しきれていませんでした。

それだけに売上がいくらあっても利益を出して儲かっていなければ、投資候補として不十分といった内容は強烈でした。

 

 

 

 

もう一つは参入障壁についてです。

こちらも散々言い尽くされていることですが、理解度がより深まりました。

 

10年後、20年後にその企業は何を行っているのか?

多くの人から支持を得て成長を続けているのかという視点。

 

結局のところ、利益の源泉は参入障壁の高さで、「安くて売れる」企業の場合は、例え知名度があって、規模も大きいために利益額が高かったとしても投資先としては不十分であるという事が言語化できました。

 

皆さまにおかれましても、例え大手企業であっても飲食店などは避ける傾向にあったのではないでしょうか?

その理由がまさしくこれで、飲食店は知名度や規模が多かったとしても薄利多売になりがちなので投資先としては不十分という事を感覚的に理解し忌避していたものと考えられます。

 

 

結局、株式投資に対する厳選の仕方は利益の源泉を探ることであり、長期的に実現可能かを判断することになるのではないでしょうか。

タックスロスセリングなどを控えている中でトレードの場合は別にして、中長期の買い場として検討されている方は、ぜひ「長期厳選投資」の考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

銘柄厳選が困難な場合は、年率30%を目指す、信用ロボアドを検討いただければ幸いです。

 

運用実績は、下記よりご覧いただけます。
デモトレード
トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ

 

疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。



 

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