IMFと世銀のトップ、世界的なリセッションリスクの高まりを警告 - Bloomberg
【簡易要約】
- 国際通貨基金(IMF)と世界銀行のトップは、世界経済のリセッション(景気後退)リスクが高まっていると警告
- 先進国経済が減速、インフレ高進により米金融当局が利上げ継続、発展途上国の債務圧力が強まっている
- しかし、米国の労働市場は非常に力強いが勢いを失いつつある
- ユーロ圏は天然ガス価格の急騰を背景に減速
- 中国は新型コロナウイルス感染拡大を巡る混乱や住宅セクターのボラティリティーが影響し、景気が鈍化
- 金融環境の引き締まりで特に打撃を被った新興国と途上国への支援が必要
- 来年世界的に経済が縮小する「現実的危険性」があると警告
IMF、23年世界成長率予想を下方修正-最悪期はこれから - Bloomberg
【簡易要約】
- IMFは来年の世界成長率予想を2.7%と下方修正
9月の米CPI、予想上回ると株式相場は5%急落も-JPモルガン - Bloomberg
【簡易要約】
- 米雇用統計を受けて13日の米消費者物価指数(CPI)のリスクが高まりつつある
- 前月の8.3%上昇を上回ると、株式市場にとっては大きな問題となり5%下落する可能性も
- CPIが8.1-8.3%のレンジなら、S&P500種は1.5-2%下落する
- CPIの伸びが7.9%を下回ると、S&P500種は2ー3%上昇する
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世界経済は相当に傷んでいて、いつ崩れてもおかしくない状況になりつつあります。
発展途上国や新興国が債務不履行を起こしても、影響はまだ少ないですが欧州の主要国で金融不安が起これば、連鎖して色々な国や分野に飛び火することでしょう。
そして、先週の雇用統計からも、足元の米経済や雇用は堅調であり、CPIについても依然高止まりを続けるものと考えられます。
つまり、新興国や欧州における金融不安のようなものはほぼ不可避であり、それが23年中に起こるのではないかという見方です。
「10月は買い場」であることは間違いありませんが、IMFや世界銀行トップの意見にも耳を傾け、23年上期中はいつでも出動できる状況を整えておきたいものです。
とにかく現在の状況は、みなが株価のリバウンドを期待し過ぎていて、下がりきらないことが問題です。
「賃金のインフレはしつこい」という言葉がある通り、足元の米経済の強さが投資家心理にはプラスに働き、株価的にはマイナスな状況でも積極的に投資する人たちが後を絶たないイメージでしょうか。
それが良くも悪くも状況を長引かせています。
こういうときは、素直に流れに身を任せてチャンスが来るまではひたすら待機しているに限ります。
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