投資信託の「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」、どう考えるのが良いか? | 節税しながら、資産形成しよう | マネクリ マネックス証券のお金と投資のオウンドメディア
【簡易要約】
「為替ヘッジあり」の是非について
- 投資信託には、「為替ヘッジあり」「為替ヘッジなし」という言葉が記載
- 1ドル144円という歴史的に見ても超円安水準の今、どう考えるのが良いか
- 結論から言うと、「為替ヘッジあり」の投資信託はおすすめしない
その理由
- 「為替の値動きを抑える」には相応のコストがかかる
- 為替ヘッジは先物取引や信用取引といった特殊な手法を使うため
為替ヘッジコストの影響
- 為替ヘッジコストは外国の短期金利と円の短期金利の差がベース
- 円金利は超低金利、投資先が金利の高いほど、為替ヘッジコストは高くなる
- つまり、運用成績を下げる要因となる
- 3年でみた場合、為替ヘッジありは10%ほどリターンが低くなる
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円安のいま、資産形成を行っていて「為替ヘッジあり」にしておけば良かったんじゃないか?と考えた人は少なからずいたと思います。
しかし、頼藤太希氏の記事を参考にしますと、「為替ヘッジなし」で良かったと安心できたのではないでしょうか。
今後のために一般化しますと、「投資信託は手数料の安い商品を選ぶ」という事に尽きると思います。
過去記事では、以下の通り投資信託を選ぶ際のポイントを挙げています。
「全世界株や米国株に幅広く扱っていて手数料が低く抑えられている、運用実績や運用額の大きい銘柄を選ぶのがコツです。」
一番王道の手法が、何かあった時も安心して投資を続けられるやり方です。
全世界株や全米国株を対象とした投資信託が常に最善かも上記記事で触れていますが、いま最もマシだと考えられる手法です。
ここが崩れるとなると、世界経済の在り方が本格的に崩れることを意味しますので、その時はその時と腹をくくるしかありません。
今年も残すところ3か月となりました。
とても厳しい投資環境ではありましたが、資産形成を継続できているでしょうか?
海外の資産を持っていたことで円安のリスクヘッジをできて、投資の効果を実感された方も多いかと思います。
どんな時も適切なリスクをとって投資を止めないことが大切です。
年率30%を目指す、信用ロボアドにつきましても、積極的なリターンを狙うリスク資産として、必要に応じてご検討ください。
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