「リーマンより悪い」、暴落が引き起こした恐怖の記憶-債券も株も - Bloomberg
【簡易要約】
- S&P500種株価指数は、1月のピークから下落率は20%を超え弱気相場入り
- 暗号資産(仮想通貨)は現代版取り付けを防ぐため資金引き出しを凍結
- 市場流動性のひどい悪化を受け08年の世界金融危機の記憶をほうふつとさせる
- 流動性不足は「相場急落を引き起こしかねず、リスクはさらに大きくなる」
タカ派FRBが強気相場にとどめ刺す、経験不足の株投資家に痛い教訓 - Bloomberg
【簡易要約】
- 「連邦準備制度と闘うな」という格言
- 長年、「株を買え」ということだけを意味していた
- しかし、インフレ未経験の新人投資家は、ほかの意味も学びつつある
- 投資にリスクはつきもので、特に中央銀行が方針を変更する時にそう言える
リセッションに備えたヘッジ、コロナ禍の20年以来のペースに加速 - Bloomberg
【簡易要約】
- 世界各地の運用担当者がリセッション(景気後退)に向け動き
- ブラックスワン・ファンドでドルをロング(買い持ち)する守りの取引が活発化
- 1994年以来の大幅な利上げが確実視
- 欧州ではディフェンシブ銘柄が景気循環株より選好
【簡易要約】
- マネーの流れが急変し巨大テックから流出
- エネルギーや農業関連などに向かいだした
- 世界がグローバル化から「分断」に転じた
新FAANG(FAANG2.0)
- 燃料(Fuels)
- 航空・防衛(Aerospace and defense)
- 農業(Agriculture)
- 原子力と再生可能エネルギー(Nuclear and renewables)
- 金・金属・鉱物(Gold, metals, minerals)
これからの世界
- 1989年に東西冷戦が終結し、モノやサービスが国境を越えて流通
- グローバル化の恩恵を最も受けたのがIT大手
- ウクライナ侵攻は「新冷戦」への移行
- 冷戦時代のような非効率な経済環境が向こう10年は意識
- 新FAANG企業の株高は、世界経済に決してプラスではない
~~~~~
米経済は明確に弱気相場入りしました。
流動性リスクにより、さらなる急落も引き起こしかねないようです。
それに伴い、ブラックスワンを想定した動きも活発化してるとのこと。
根本的な原因は、ウクライナ侵攻による「世界の分断」です。
これまで世界がつながることにより、効率的にプラスサムの資本主義経済が回ってきました。
ところが、ウクライナ侵攻で世界が分断されることにより、「新しい冷戦」時代へ突入との見方に変わりました。
新FAANG(FAANG2.0)と言われる、エネルギー(燃料)、航空・防衛・農業・原子力・金属工業の分野が好パフォーマンスを見せています。
しかしそれは、世界経済全体にとっては良い状況とは言えないようです。
結果としてウクライナ侵攻が発生しましたが、資本主義の先鋭化によって格差拡大がますます進んでいた状況でもあります。
ロシアではなくとも、どこかで誰かが似たようなことを考えたとしてもおかしくありません。
資本主義はただのルールですから、限界も何もありませんが、行き過ぎてしまうとこういったルールをご破産にする行為が出てくるのも人間の営みの中では必然と言えるでしょう。
岸田政権が「新しい資本主義」や「富の再分配」を唱えてるのもあながち間違いではなく、そういったことをしなかったために今回のような格差拡大への反撃が起こったと見ることもできるのではないでしょうか。
ただし、日本については世界での競争力がなさすぎるため、「富の再分配!」と叫んでも、「分配の原資が少ないからまずは成長を!!」と返されてしまう状況です。
世界の平和を願いながらも、個人としては競争力や成長により、少しでも有効な「富の再分配」モデルを日本が世界に提供できるよう「一身独立して、一国独立する」の気持ちで参ります。
カブロボ社の社是では、「独立不羈(どくりつふき)」という言葉を掲げております。
意味は、「自分の頭で考え、判断して行動する」ことで、先ほどお伝えした独立精神と近い言葉になります。
本日は、世界経済が向こう10年間は暗黒の時代に突入するかもしれないという現代において、皆さまへのエールになればとカブロボ社の社是で締めくくらせていただきます。
もちろん、告知は別腹で、年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。
相場のトレンドとは異なる値動きで利益を狙うシステムトレードになります。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
・デモトレード
・トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ
疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。