60代6000人の声 まとめのレポート 2022年3月10日 | 合同会社フィンウェル研究所
【簡易要約】
全体
- 7割が「保有資産で寿命までカバーできる」と回答
- 年間生活費は平均370万円弱、金融資産は平均2700万円
- 保有資産500万円以下でも4割が「何とかなる」
年金
- 退職後の生活費=年金収入+勤労収入+資産収入
- 公的年金、未受給者の7割が65歳での受給を希望
- 実際には、62歳から受給者が増加(5割が65歳、4割弱が64歳以前。繰下げ受給は1割強)
- 多くの人(6割)は、年金受給と退職年齢を連動させて考えてる
- 65歳以上の収入源は、年金のみ(39.2%)、年金+資産運用(27.3%)、年金+勤労(13.1%)
生活全般の満足度
- 生活全般の満足度は、資産水準の影響を強く受ける
- 働いていない方が満足度が高い
- 単身世帯の満足度が低い
- 夫婦のみ世帯の満足度が高い
- 要因は、「人間関係」と「資産水準」
居住地
- 都市の規模はほとんど関係ない
- 移住の良し悪しの評価基準は、「生活費の削減」ができたかどうか
- 「都市機能」を求めるなら100万人以上、「楽しさ」なら30万人以上が候補
- 福岡が100万人以上都市でダントツトップ
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現時点では、老後の生活資金は370万円が目安の数字です。
ただし、世帯の区分がなく曖昧です。
夫婦世帯で370万円だとしたら、節約してルームシェアしてるから生活費も抑えられた生活ができます。
逆に単身で370万円の生活ができる人は少数派でしょう。
また、「失われた30年」のお陰で物価が変わらなかったことも大事なポイントです。
現在の円安が示す通り、今後、日本は衰退トレンドを迎え海外から輸入するモノに対するハードルが高まります。
日本の一等地なども海外の企業などに買われ、サービスの水準も大きく変わることが予想されます。
つまり、お金がない人にとっては、これまでの生活水準を維持することが難しくなると考えます。
老後は、働いてないほうが満足度は高いようですが、「人間関係」と「資産水準」が大きく影響してるようです。
逆にある程度の資産があれば、働くかどうか、ボランティアをするかどうかなど、どういった生活を送るかは選べますから、第一に資産形成が大切となります。
また、370万円以下で抑えられる人でも、自分自身が引退する時期には、物価が上がり400万円が目安となる可能性は十分に起こりえます。
インフレと生活収支をウォッチしてれば、老後に向けての基盤は整えられそうですね。
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