【抜粋】
引用元:役職別賃金
男女計では、
部長級 577.9千円、課長級 476.3千円、係長級 367.8千円。
男性では、
部長級 585.8千円、課長級 484.6千円、係長級 376.7千円。
女性では、
部長級 497.2千円、課長級 422.1千円、係長級 334.7千円。
引用元:都道府県別賃金(男女計)
全国計(307.4 千円)より賃金が高かったのは6都府県。
(東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県)
最も高かったのは、東京都(364.2 千円)。
男女計では、
「電気・ガス・熱供給・水道業」(419.7 千円)が最高、
次いで「学術研究,専門・技術サービス業」(386.9 千円)。
「宿泊業,飲食サービス業」(257.6 千円)が最低。
男性では、
「金融業,保険業」(485.1 千円)が最高、
「サービス業(他に分類されないもの)」(283.5 千円)が最低。
女性では、「電気・ガス・熱供給・水道業」(327.7 千円)が最高、
「宿泊業,飲食サービス業」(215.0 千円)が最低。
賃金とは、賃金、給与、各種手当、通勤手当、賞与など名称のいかんを問わず労働の対償として事業主が労働者に支払うすべてのもの。
税金その他社会保険料等を控除する前の支払総額。
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「令和3年賃金構造基本統計調査」が出ていましたのでその紹介です。
ここで紹介した他にも、色々な切り口で賃金が記載されてます。
みなさまそれぞれの視点で楽しめるのではないでしょうか?
よく年齢別男女別などの賃金は目にしますが、役職別が目新しかったです。
賞与など諸々込みの年収で、部長600万以上、課長500万以上、係長400万以上、平社員300万以上といったところでしょうか。
大手であれば、これに100~200万円がプラスされるようなイメージです。
企業規模年齢性別別の資料はあったのですが、そこに役職別も追加されてれば言うことなかったですね。
また、実際、東京などが平均を押し上げてるようなので、-50万円程度は差があるものと考えておくと良さそうです。
部長にはなれそうでしょうか?
都道府県別でみてみますと、東京が一番高いのはそうだとして、愛知が善戦してるように感じました。
また、千葉や埼玉は近隣ではありますが、面積も広いため東京通勤者とそれ以外で意外と格差があるのでしょうか。
平均にやや届いていない辺りが生々しい数字です。
九州も福岡がもっと高いかと思ってましたが、データで見ることは大切ですね。
おそらく、博多とそれ以外で大きく別れそうです。
もちろん、住みやすさと賃金水準は比例していないと思われますので、フルリモートが可能であれば、低賃金エリアで安い賃貸を探すのも良さそうですし、逆に行政の予算が少なくて困る場合は、税収が潤ってそうなエリアを選ぶほうが正解となります。
これも個人の価値観によるものですから、良いも悪いもありませんね。
気になる都道府県はありましたでしょうか?
最後は産業別です。
もし将来の夢が決まっていない方がこの記事をたまたま読んでいた場合におすすめするとしたら、そのままエネルギーインフラ系、専門職・技術職系、金融系でしょうか。
小さい頃では、町の中で水道電気工事をしていてもなかなかスポーツ選手や芸能人と比べて目立ちにくいですし、弁護士や税理士などはそもそも職業事態を知らない人のほうが多そうです。
ただ、若いうちから稼げる職業、業界について知ってるだけで、似たような努力をしても得られる結果に大きく差ができます。
特にこだわりがないのであれば、上記の職業がオススメです。
ただし、どれも比較的、高い知能が必要なことや単調であったり、精神的負荷が高かったりしますので、その意味では「エネルギーインフラ系」が一番万人向けで、手堅いのではないでしょうか?
理系職種であれば、尚良しといったところです。
産業構造的に利益を出しづらい業界などあります。
ITを駆使して劇的に変わることも考えられますが、トレンドに従って極端に低いところを避けるだけでも、賃金水準は高い状態で維持できそうです。
ご自身の所属する業界はいかがでしょうか?
と、あれこれ書いてきましたが、
賃金に見合うかどうかは個々人によって異なります。
部長や課長であれば、労働時間や精神的ストレス、求められる能力も異なるでしょうし、大手と中小でも大きく異なります。
まずは数字の物差しを頭に入れておくことが大切ですが、最終的には個人の価値観に沿った方向に進むのが一番です。
もし賃金が足りない場合は、
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