サービス開始からわずか15営業日、「SBIラップ」預り資産50億円突破 - ITmedia ビジネスオンライン
【簡易要約】
SBI証券の全自動AI投資「SBIラップ」が預り資産50億円突破
22年3月31日のサービス開始から、わずか15営業日
運用報酬を年率0.66%(税込)と低価格に抑えたことが要因
4月運用分からは、運用資産残高に応じてポイントが貯まる「SBIラップマイレージ」を開始
※連結子会社であるFOLIOのシステム「4RAP」
SBI証券、FOLIOのAIロボアドを活用した「SBIラップ」提供
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ラップはロボアドか?という話は別にして、今まではウェルスナビ社との提携ロボアド1本だったSBIの全自動AI投資「SBIラップ」が好調のようです。
圧倒的一位は変わらないものの、それ以外の各社にそこまで差はないでしょう。
強いていうなら、経済圏からの送客が強い「楽ラップ」に分がありそうです。
同じ理屈で言うなら、「SBIラップ」もSBIサービスからの送客が期待できるため、「楽ラップ」と同等までは伸ばすことができそうです。
また、ウェルスナビ社との提携してるロボアドの手数料が1%以上あることから、「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」の利用ユーザーの乗り換えが期待できます。
さらには、楽天証券は若年層メインで中年までカバーしてるのに対し、SBI証券はそもそも中年層がメインで若年層から支持されてる状況です。
軍資金に余裕がある層をカバーしてるところも「SBIラップ」に有利に働きそうです。
ところで、この時期にどうして「SBIラップ」だったのでしょうか?
単純に「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」だと「楽ラップ」に手数料負けしてしまうからでしょうか。
ロボ太的には、いよいよ「つみたてNISA」、「iDeCo」に対して整備されてきたため、法人経由で顧客を刈り取るための下準備ではないかと考えます。
3週間ほど前の記事でも指摘してますが、法人向けの資産形成プラットフォームとして法整備が整い、サービスリリースできれば、一気に1000億円とかの預り資産あり得ます。
そこに向けて、おそらく水面下の調整が進みつつあるので、具体的に動き出したと勘ぐってます。
ウェルスナビ社の株価的には下がっていますが、それは米株と似たような動きをするためで、それが10月以降にK字回復をする際は、ウェルスナビ社は強く戻すだろうか、それとも弱いままなのかは、「SBIラップ」や「楽ラップ」の動向にも影響されるのではないかと考えます。
おそらく、サラリーマン総投資時代の幕開けは近いです。
もちろん、大手に属さぬ独立資本で事業を営み、年率30%を目指すロボアドバイザー、信用ロボアドも検討いただければ幸いです。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
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