自社株買い急増、相場の天井を示唆か | WSJ PickUp | ダイヤモンド・オンライン
【簡易要約】
自社株買いの現状
- ゴールドマン・サックスによると、22年のS&P500種採用企業の自社株買いは1兆ドルを上回る勢い
- 自社株買いの活発化は、市場の天井を示唆する
- ドル換算では自社株買いは配当を上回る
- 自社株買いは幹部の利益・株式報酬と相関性が高く、どちらも過去最高水準
自社株買いの傾向
- S&P500企業の自社株買い大幅増で、株価が過去最高値を更新後、弱気相場入り
- 反対に、自社株買いの大幅減少は、弱気相場の底入れに重なる
- 自社株買い急増は必ずしも市場の天井を示唆するとは限らず、急減が自動的に買いの好機になるとも限らない
- ただ、市場の上昇局面で投資家の資金に見合わないリターンになりがち
- 投資家は自社株買いの恩恵を後ろめたく感じる必要はないが、不安は感じるべきかもしれない
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日本では自社株買いは短期的には好まれず株価下落要因になりがちです。
しかし、米国では株価上昇要因となり、ストックオプションを持つ経営陣や退職者、投資家にとっては嬉しいニュースとなります。
企業が調子よく自社株買いをすすめられる背景には、好景気で業績を伸ばしたりお金を余らせてるなどの事情があります。
また、株価が上がってる中で自社株買いを繰り返すなら、金額も益々、増えていきます。
つまり、自社株買いの急激な増減は相場の天井と底のシグナルになるというアノマリー(経験則)には、それなりに必然性がありそうです。
注目すべきは、相場の天井や底のシグナルもそうですが、その後のリターンが悪化する傾向があるという点です。
自社株買い&株価が過去最高水準に達したら、ピーク付近にいるという認識を持つだけでも、損小利大に近づけられるのではないでしょうか。
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