日本銀行、CBDC(中銀デジタル通貨)の実証実験「フェーズ2」開始
【簡易要約】
- 21年春より開始したCBDCに係る実証実験フェーズ1の完了
- 22年4月からフェーズ2への移行を開始
- 日本でCBDCを発行するかどうかは「現時点では決定していない」
現状と今後
- 米国のデジタルドル、欧州中央銀行(ECB)のデジタルユーロプロジェクト、中国
- 人民銀行のデジタル人民元など国際的にCBDC研究は進む
- ステーブルコインの市場規模は、日本円換算で10兆円を上回る水準
- 欧州の事例を基に、中央銀行が公共財としてCBDCを提供する可能性
- CBDC発行は「日本銀行あるいは金融界だけで決められることではなく、国民的な判断になる」とコメント
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そもそも、CBDCとは?となる方は下記を御覧ください。3枚のシートで簡潔に説明されてます。
今後の方針については、「フェーズ2」のあとに「パイロット実験」があり、「実装有無の判断」があるようです。
1年に1フェーズずつ進んでるようですので、23年「パイロット実験」、24年「実装判断」となるでしょうか。
実際には、「欧州の事例を基に」と書いてある通り、海外で導入されたらそれのいいとこ取りをして、日本版を作成する腹積もりでしょう。
国民判断とあったのも、海外で流行ってからのほうが国内で許容される流れになることは用意に想像できます。
日本の全速丸パクリ戦略は、創造力が求められるVUCAの時代において後塵を拝すデメリットはありますが、「自分たちには創造性がない」と諦めて丸パクリすることで、失敗は少なくて済みます。
恥も外聞もないのですが、これが世界と日本の差だと痛感します。
自分がCBCD担当だったら、世界を相手に不確かな分野で一位を取るべく挑戦できるでしょうか?
そんな疑問を自身に問いかけながら、キャッシュレス社会へ期待を膨らませるのでありました。
実生活では、スマホのキャッシュレス決済(QR決済)、クレカ決済、現金払いすべてを使ってます。
ロボ太的には、現金はあまり持ちたくないですが、町の定食屋や喫茶店では現金が必要になります。
そのため、外食は現金、スーパーなどの買い物ではQR決済、ネット通販やチェーン店での買い物はクレカまたはQR決済です。
また、これを機にCBCDに興味を持った方ように、取組方針と結果報告の資料も下記に添付しておきます。
気になる方はご覧くださいませ。
・中央銀行デジタル通貨に関する実証実験「概念実証フェーズ1」結果報告書
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