www.youtube.com【簡易要約】
「二世代運用」の勧め(楽天証券 トウシル・山崎 元氏)
概要
- 親のお金を子供が管理する
- 2世帯住宅のようなもの
- 親の資産がどうなってるか、知ることが重要
- 親が大きな資産を持ってることが多く、効率的に活用できると効果が大きい
- お金があるほどセールスマンからの売り込みがあり、ヒドいことになってるケースも少なくない
- まずは、親のポートフォリオをチェックする
要点
- 親子が協力して運用
- 財産管理等委任契約+任意後見契約
- 親の金融機関との関係を整理
- 投資先:インデックスファンドまたはETF
1.親子が協力して運用
- 「高齢期にリスク縮小」は必ずしも正解ではない
- 子の利益も視野に入れた効率的な資産運用を考える
2.財産管理等委任契約+任意後見契約
- 子供が親の財産管理の代理人となる契約を結んでおく
- 後見人の契約も結んでおく
理由:家庭裁判所が選任すると、自分を推薦した場合でも外部の職業後見人が選ばれる可能性がある(親の預金額が多い場合など)
- 多額の手数料が発生するし、契約解除できない(お金の出し入れに不自由
- ネットで検索して公証人役場に行って契約書を作成
不動産処分などは子供が後見人になる必要がある
※後見人に対して監督人が付くと、また手数料が発生する
3.親の金融機関との関係を整理
- 金融機関担当者を過剰に信用してる場合がある
- ネット証券のほうが良い
- 対面証券と付き合いがあるなら意思表示をして断る
4.投資先(運用方法)
- どうしても減らしたくない=個人向け国債変動金利型10年満期
- 2世帯運用ならリスクを多少取れる
- 多少のリスクを取るならインデックスファンドまたはETF(日本含む全世界株式)
※0.11-0.12%などが目安
※相続も意識して運用を管理
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老後資金の問題もありますが、それ以上に厄介なのがお金の相続問題です。
そもそも、法律を読み解いて対策するのも手間がかかりますし、自分がいざ直面するまでは後回しにしがちです。
今回の動画は、相続問題の”はじめの一歩”になるのではないでしょうか?
内容はシンプルで、「親の資産を把握する」⇒「契約書を結んでおく」⇒「自分の資産と合わせてインデックス投資」だけです。
これに兄弟や親戚、土地などでいろいろな人の権利関係が絡んでくると複雑性を増しますが、単純な親子だけで退職金数千万円と持ち家や分譲マンションだけであれば、話はスムーズに進みそうです。
特に大事なのが、「財産管理等委任契約+任意後見契約」までを、さっさと済ませることです。
動画内では触れられていませんでしたが、親子をひとつと捉え資産運用することの最大のメリットは、「時間をより長く使えること」でしょう。
例えば、毎月3万円を18年間5%で運用できたら約1,050万円になります。
子供が0歳の頃からお金を積み立てれば、成人までに一千万円になる計算です。
仮に、成人後も積み立てを続け、40年間経てば約4,500万円にまでなります。
親の資産についても同様です。
資産額が大きければ大きいほど、ただ取り崩してしまうだけと運用を続けるのとでは雲泥の差があります。
子が親の資産を管理をしつつ、生活費を4%ルール+収入で捻出できれば、資産をますます増やすことが可能です。
後は、「どう相続するのが一番効率的か?」の問題になります。
お金の問題は親兄弟の間でも争いの種になりやすいので、気軽に資産状況を聞ける間柄ではない場合もありますが、まずは親の資産状況を把握するだけでも大きな壱歩となります。
ぜひ、試してみたい内容でした。
また、これから親や子のために積極的な資産形成を検討してる場合は、年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
ご不明点などございましたら、お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。