大前研一「"新しい資本主義"が危険である、これだけの理由」 賃上げするほど格差は拡大する | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
【一部要約】
岸田政権の賃上げ要請への対策(人件費を高くするくらいなら)
- 賃金が安い海外に、仕事をアウトソーシングし、国内の従業員は減らす
- 社内に優秀な人間だけ残して、賃上げ
- 人件費は抑えられ、法人税の負担は減り、公共事業は受注しやすくなる
シンギュラリティが予測される45年では
- AIに勝つのは40人に1人くらい
- 残りの39人は、AIに勝った天才が納めた税金で生活
- 普段の仕事は、介護や看護、ハンディキャップがある人の支援など、エッセンシャルワーク
AIに負けない仕事・職種とは?
- 高給な専門職は、同じ道をたどる
- スポーツや芸術、料理などの分野は、AIに真似できない
- 構想力が求められる起業や経営も
- ビジネスの構想力を鍛えるのには、起業家の話を聞いて刺激を受けること
- オススメは、ヤマハの川上源一さん、YKKの吉田忠雄さんなどの起業家の本
日本の高齢者の絶対多数「資産形成=銀行預金」思考がもたらすコワい未来図(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース
【一部要約】
高齢化社会の現実とは?
- 少子高齢化により、作る人(若手)と使う人(老人)の比率が変化する
- 高齢者の消費は、医療や介護といった労働集約的な物が多い
- 労働力不足の時代になる
労働力不足になると
- コロナ不況前も労働力不足で、非正規労働者の賃金が上昇してる
- 今後も、マイルドなインフレが続く可能性は高い
- 毎年1%の物価上昇で、預金金利はゼロでも、30年後に買える物の量は30%減る
円の実力50年ぶり低さ 実質実効値、円安進み購買力低下: 日本経済新聞
【簡易要約】
- 円の総合的な実力が1972年以来の低水準(約50年ぶり)
- 円の対外的な購買力が下がってる
- 消費者の負担が増すマイナス面も目立ってきた
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昨日に引き続き、未来を先取りして「人的資本の強化」と「資産防衛」を目論みます。
今回は、ジョブ型雇用の切り口ではなく、高度人材化と高齢化のダブル・ハイの未来をどう生きるかの話です。
岸田政権の「新しい資本主義」により、企業側は国内での雇用を渋り、海外にアウトソースするだろうとの予測です。
記事の趣旨とはズレますが、返って生産性が高まり賃上げもでき、強い経済になれそうです。
ただし、多くに人は失業することになります。
では、どうしたら良いのか?
秀でた才能、一芸があるなら、スポーツや芸術分野で活躍できます。
それが難しい場合は、多くはエッセンシャルワーク(主にサービス業など)に従事することになります。
そして僅かな中間層は、ビジネスの世界で企画職などとして生き残れるようです。
昨日のジョブ型雇用と異なる点は、中級職員(定型業務の専門職)も大きく減少するであろう点です。
何かを創造するクリエイティブな職種ではないと、ビジネスの世界では生き残れないようです。
才能ある人たち→スポーツ・芸術・料理・ビジネス・学者など
中間層→経営・企画・起業家など
一般層→エッセンシャルワーク(主にサービス業など)
ただ、ホステスやインフルエンサーなども、人によっては中間層と一般層を行き来するのではないかと考えられます。
どんな仕事をするにせよ、経営視点があると中間層へは上がれるかもしれないです。
ただ現実は競争が激しい為、多くの人は相対的に低賃金となります。
それに加え、高齢化による緩やかなインフレと、円安も緩やかなトレンドになる可能性は高いです。
高齢化によるインフレは上記の説明の通りですが、円安は主に海外との競争力の減少に拠るものです。
高齢化による労働力の減少や低い生産性が、外貨獲得の機会を減らしていくと予測されるからです。
もし岸田政権の「新しい資本主義」で、高い生産性とサービス品質を復活できれば、円高になることも予想されますが、短中期でのメインシナリオは、円安方向でしょう。
どうしたら良いかですが、上記のクリエイティブ職種を目指すことと、資産のリスク分散を図ることが大切です。
円安になるのであれば、外国株など外貨建ての資産を保有しておくことで、リスクは分散されます。
また、国内株式が下降トレンドだとしても、市場のトレンドとはほぼ無相関の 信用ロボアドで資産を運用することで、ポートフォリオに多様性が生まれます。
「ポートフォリオに多様性を。」
株式会社カブロボの考え方に触れられますので、下記記事をぜひご一読ください。
そうして、一人でも多くの方が、経済的自立を果たすことが、結果的に日本の経済にもプラスの効果をもたらすのではないでしょうか。
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