新年、明けましておめでとうございます。
信用ロボアドをご利用の皆様、および当ブログを御覧の皆様におかれましても、2022年が素敵な年になることをお祈り申し上げます。
また、いつも応援いただいている、もんきちさん(fujimonk)にもこの場を借りて御礼申し上げます。
「信用ロボアド強化元年」とは、SBIの米国株強化元年に触発されただけですが、実際、22年という年は、信用ロボアドにとって真価の問われる年になります。
強化元年とは何をするのか?ですが、信用ロボアドの意義を噛み砕いて説明していくことを強化してきます。
強みを簡潔に言いますと、年末のご挨拶でお伝えした下記の通りです。
- マーケットリターンと信用ロボアドの戦略のリターンがほぼ無相関
- 無相関の資産の組み合わせ(ポートフォリオ)による分散投資効果の恩恵
通常、世に出回っているロボアドバイザーは、程度の差はあれど、「リスク許容度に応じて債権と株の比率でバランスを調整してる」ものになります。
これはGPIFも同様で、定番のやり方で、それ自体は良いものです。
株価が強いなら株式比率を高め、金利上昇なら債権や物価連動債を比率を高め、さらに個人のリスク許容度に応じて味付けをするイメージです。
具体的には、下図セクターダイヤグラム(景気循環図)の通りで、景気と金利に左右されます。
青色(景気弱・低金利)=金融相場
黃色(景気強・低金利)=業績相場
赤色(景気強・高金利)=逆金融相場
緑色(景気弱・高金利)=逆業績相場
現在は黄色(景気強・高金利)です。
それが、ローテーションやサイクルと言われる通り、順番に巡ってるので、状況に応じてアセットアロケーション(資産配分調整)をしてきます。
コロナ以降は青色(景気強・低金利)で「ハイテク株」がリードし、多くの人が利益を得ることができる展開でした。
これまでは、大規模な金融緩和があり、その後インフレ懸念と失業率のバランスを見ながら、景気の勢いを止めないよう金利上昇が抑えられてきた状態でした。
ところが、インフレのデメリットのほうが増大したため、テーパリングを早め金利上昇の流れに乗ってるのが現在です。
22年の成長見通しが低いのもこの辺のハイテク株主体から、物価連動の債権や個別銘柄にトレンドが移り変わった事が大きいです。
今までであれば、S&P500種に連動させていれば、年10-20%のリターンは期待できましたが、22年度に関しては他社のロボアドバイザーで10-20%のリターンを達成するのは困難であると予想します。
個人の個別銘柄でリターンを上げることも難しい年となるでしょう。
信用ロボアドの強みが活かせる年であるのは、この点にあります!
信用ロボアドは、株式市場の上下に関係なくトレードを行うシステムトレードの側面が強いため、他社が市場平均に運用成績が左右される局面でも、それとは関係なくコンスタントに年率30%を目指せます。
他社のロボアドバイザーが、マーケットリターンを効率化して利益を最大化しようとするため、そもそものマーケットリターンが弱くなるとそれに応じて弱くなるのに対し、信用ロボアドではそのような心配がありません。
だからといって、システムトレードのように淡々と単一のロジックを繰り返すだけでなく、勝ち負けの実績と予算(資金)に応じて発注量が、毎度、微調整されます。
一見すると地味な投資ですが、ロボアドバイザーとシステムトレードのいいとこ取りをした「負けにくく、勝ちやすい仕組みのAI投資」と言えます。
なので、市況が強気のときより、弱気で何に投資したら良いのかわからないけど、投資=資産形成の手は緩めたくない局面で活躍すると期待してます。
疑問や質問などございましたら、お問い合わせフォームより是非ご連絡ください。
また、コメント欄にも「疑問・質問・わかりにくい点」などコメントいただければ、お答えできる範囲でお返事できればと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。