開講から半年で受講者2,000名を突破した親子向けオンライン投資教育「親子de資産形成アカデミー」の第4期がスタートします!|Nancyのプレスリリース
【簡易要約】
- 開講から半年で受講者2,000名を突破した親子向けオンライン投資教育「親子de資産形成アカデミー」
- 大好評の金融教育プログラムの無料体験会の募集がスタート
- 1day入り口コース(無料)と、2month実践コース(有料)を提供
- 小学校高学年から中学生の子どもを持つ親子を対象
・優良カリキュラム
・紹介動画
東海テレビニュースONE特集Geek養成塾.mp4 - Google ドライブ
・公式サイト
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岐阜県所在の一般社団法人です。
オンラインを活用した金融教育のため、全国から受講可能なようです。
資金はクラファンや寄付、有料プランの収益と、別事業の収益から活動資金を得ているようです。
金融サービスじゃなくても、お金の出所はその事業者の意思決定につながる重要な部分ですので、その辺は第三者の思惑が入らない環境です。(一般社団法人Nancy - PUBLICATION)
有料プランのカリキュラムを見ますと、開始後2か月で、実際に証券口座を開設して投資を初めるとこまでいくようです。
なかなか行動的で実践的な内容と言えそうです。
また、紹介動画をみると個別銘柄の投資に挑戦してる様子も見られます。
確かに、個別銘柄への投資は醍醐味ではあるのですが、仮に子供が10歳のときから3万円を5%で10年間積立投資で運用した場合、成人時に受け取れる金額は、465.85万円です。
生まれたときから20年間の場合は、1233.10万円になり2000万円問題を半分以上、解決してしまいます。
はたして個別銘柄で良いのかなど、余計な老婆心も働いてしまいました。
実際、子供の生活費や学費・習い事以外に3万円を捻出するかは難しい問題で、資産形成よりも子供の経験に投資したほうが、その後得られるリターンや人生の豊かさが増すと考えられます。
だから、投資の一環として個別株に投資する事自体は悪くはないのですが、できればVTI・VTなどのETFや投資信託で積立投資を行い、その増減を見ながら世の中の動きを確認するのが良いです。
そして、値動きに慣れたら予算の20%などを上限に個別株に投資する流れが本来はスマートでしょう。
投資の勉強は、トレードで勝つことではなく、「複利の力」を頭ではなく体感で覚えることが一番大切な気がします。
基本的な分散投資の考え方は下記の通りです。
実際の投資は、予定したカリキュラム通りに学べる訳ではなく、失敗の中から学んで上達していくので、リスクを取れる範囲の失敗なら良い経験=勉強になるからそれも良いというのが結論ですが。
どちらにせよ日本は、今後、高齢化していく中で、若い国と成長力で勝負してもなかなか敵わないことは容易に想像できます。
成長には、どうしても決断力やスピード、体力勝負の側面があるからです。
そうであれば、「金融国家」として成長国への投資から収益を得ることは、大きなポイントになります。
幸運なことに、日本にはそれをするだけのお金はたくさんあるので、生産性や成長を向上させつつも、投資を活用して収益源の獲得を「富国強兵政策」、「1億総投資家社会」として行うのは必然性があるはずです。
こういったサービスがさらに広まり、日本の投資人口や資金が増えることを願います。