日経平均、「ドル建て」ならすでに史上最高値:なるほど日経平均70周年:日経平均 読む・知る・学ぶ
【簡易要約】
- 日経平均株価は現在、30年半ぶりの高値まで回復(2021年2月6日付)
- 1989年12月29日の史上最高値(3万8915円87銭)まではかなり遠い
- ところが、ドル建ての日経平均はすでに史上最高値の水準
- 円ベースの日経平均をその日の為替レートで割って算出するのがドル建ての日経平均
- 円ベースは日本経済新聞社が午後3時の終値を公表
- 為替は常に変動しているため、ここでは日銀が公表する「中心相場」
- 89年12月28日には当時の最高値となる273.59ドル
- 03年4月28日に63.40ドルまで下げ、バブル崩壊後の最安値
- 21年1月13日に274.49ドルまで上昇し、約31年ぶりに高値を更新
※背景には円高・ドル安の進行
- 日本株に投資する海外投資家の多くはドルに換算して運用を管理
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海外投資家視点のドル建て日経平均株価、約一年前の記事でしたが面白いです。
現時点から振り返ると、21年2月16日の288.21ドルが史上最高値のようです。
その後も、大きく下がるわけでなく、徐々に下げて21年12月7日に250.35ドルで240-260の間を推移している状況です。
日本株からの資金流出と、円安進行の結果が示すとおりでしょうか。
いったん、ドル円相場は115円程度でストップしていて、日経平均株価は27,000-30,000のレンジです。
直近では、米国相場の影響を受け29,499(11/25)から27,821(11/30)へ大きく下げましたが、現在は28,860(12/8)と反発。
海外投資家の目線なら、22年の2月にかけては、円安が重なれば最高値更新を試す展開も期待できそうです。
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