WealthNavi、「おまかせNISA」に「買い直し」機能を追加 - ITmedia ビジネスオンライン
【簡易要約】
- ウェルスナビはロボアドバイザー「WealthNavi」に、「買い直し」機能を追加
- 通常口座で保有する資産をいったん売却し、その資金でNISA口座の買い付け(買い直し)が可能
- 自動で「買い直し」を行い、相対的にハイリスク、ハイリターンな銘柄が優先される
- ユーザーの希望に応じた金額を目安に資産を売却
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今回の「買い直し」機能は、とても地味な機能ですが、ユーザー目線では、「未だNISAに取り組んでいないけど、WealthNaviは既に利用している人」にとっては、とても嬉しい機能です。
ウェルスナビ社としては、自社サービスを利用してもらう点では変わらないため、積極的に非課税制度をの利用を促す仕組みを用意することは、双方にとって良いユーザーフレンドリーな施策です。
実際は年間上限40万円を買い換えるだけですし、今回限りのことですから、総じてプラスになると考えられます。
もちろん、マイナスになることもあり得ますので、最終的な判断は自己責任でお願いします。
「買い直し額(通常口座からの売却金額)を指定する方法は2種類あります。
①指定した金額を目安に売却する方法と
②残りの非課税枠をできるだけ利用するように売却する方法です。
なお、売却可能な額は「残りの非課税枠(ポートフォリオの現金部分に追加投資できる現金がある場合は、その現金分を差し引きます)」または「通常の口座の資産」のうち、どちらか小さい額です。
その後の相場の動きによっては、買い直しをしない場合より損益が悪化する可能性もあります。(「買い直し」機能について教えてくださいより)
一時期のお祭り相場からはいったん落ち着いたウェルスナビ社。
しかし、NISA対応や今回の「買い直し」機能など、着実に預かり資産は増えていく展開が予想されます。(ユーザーとの良好な関係も継続しそうです)
短期的には、3,000-4,000円代のレンジ相場が続きそうですが、また何かのニュースリリースのタイミングで、新高値(4,610円)を目指す展開はありそうです。
もっとも、ユーザーがさらに投資の知識を蓄えることによって、自身で投資信託やETFを買うようになる解約リスクもあるのですが。
メインの資産は、投信やETFなどで年率5-10%を目指していただき、資産の2割程度で年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。
気になった方は、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。