楽天ペイ「手数料無料宣言」の衝撃。ペイ業界の勢力図はどう変わる? | bizble(ビズブル)
【簡易要約】
- 10月1日にPayPayの加盟店手数料が有料化
- それに合わせるように楽天ペイは「1年間手数料無料」宣言
- au PAY(KDDI)とd払い(NTTドコモ)は無料化継続
基本手数料
PayPay:1.6-1.98%
楽天ペイ:3.24%
au PAY:2.6%
d払い:2.6%
- 現状、無料が楽天ペイ、au PAY、d払いで、有料はPayPayのみ
- PayPay継続利用は、37.0%
- 今すぐ解約は、21.8%
※PayPay解約後に導入を検討は「楽天ペイ」が有力
※au PAYやd払いを挙げたのは楽天ペイの半分以下
- PayPayの1強から、楽天ペイがPayPayの2強対決の時代へ
株式投資にオフィスカジュアルも…生徒たちに「社会で生きる力を」高校で“実践型”の授業や取り組み進む | 東海テレビNEWS
【簡易要約】
- PayPay証券マーケティング部が愛知県犬山南高校で株式投資の授業
- 学校側の狙いは「経済に目を向ける、政治に対して目を向けるきっかけ」
※生徒の進路は就職が約60%
シリコンバレー101 第878回 資産形成は早く身につけるほど得、キッズ・ティーン向けの金融サービス台頭 | マイナビニュース
子供に照準を合わせたフィンテック「Greenlight」がシリーズDで283億円調達、評価額は約2倍の2500億円に | TechCrunch Japan
【簡易要約】
- 金融のチカラと怖さを早くに理解
- 安全にリスクを取れるようになる金融教育
- 生涯にわたって経済的に豊かな生活を送る
- 米国で、子供やティーン向けのバンキングサービスが急成長
「Greenlight」(JP Morganと提携)
「Current」(Andreessen Horowitz主導)、利用者数300万人
「Step」(決済フィンテックのStripe、俳優のウィル・スミスなど著名人が投資)、利用者数150万人
「Apple Card Family」(Apple) - 子供やティーン向け金融サービスの内容は、保護者が管理できるデビットカード/クレジットカード、そしてモバイルバンキング
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キャッシュレス決済は今後もPayPayの独走かと思われましたが、楽天ペイの奇襲によりお互いのバチバチの戦いが期待されます。
PayPayは、引っ込めても良かったのですが、それをしませんでした。
加盟店では、楽天500万箇所、PayPay282万箇所と楽天有利なこともあり、いったんは身を引いたのでしょうか。
楽天はポイント経済圏が強力ですので、今後、ますます普及を伸ばしていくことが考えられます。
現時点での会員数は公表していないですが、おそらくは1000万人以下などで公表をためらっているものと考えられます。
ただし、年末に向けて飲食店なども含めた日常利用も増えることから、一気に普及することが期待されますし、利用することで有利なポイント施策を実施できるのは、盤石な楽天ポイント経済圏を持っているからです。
逆にPayPayは、加盟店獲得では草の根活動をあまり頑張らなかった印象を持っていますが、証券口座開設の青田買いでは、高校生へ出張授業でアプローチするなど、積極的です。
親近感をもってもらうためには有効ではないでしょうか。
高校生もスマホをもっていたりするので、何らかの教育ゲームアプリなどで将来へ向けた種まきも行いたいところでしょうが、その辺はやって良いものなのでしょうか。
で紹介した、大学と企業が開発した資産運用ゲームなどは、高校生の授業用教材としても有効かなと思いました。
信用ロボアドは、最低投資金額が高いため、成人の方である程度投資経験を持った方に向けのサービスですが、投資の普及活動を行いたい点では一致してますので、今後も活動は注目して参ります。