高校で始まる金融教育、「2つの不安」とプロが本当に教えたい10の知識 | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン
【簡易要約】
- 2022年度4月から、高校の家庭科の授業の中で、資産形成のための投資などについて授業が行われる。
高校生に本気で必要な金融知識10個
- お金の意味
- 貯蓄の必要性
- 税金と社会保険料
- 複利の計算
- 割引現在価値の考え方
- 投資と投機の違い
- リスクの見積もり方
- 分散投資の効果と重要性
- 金融商品の手数料コストの重要性
- 金融で他人を頼ることの危険
- 筆者には、2人の子供がいるため実験してみたい
万一、実験ができたら、本にまとめて報告したい
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よく大人の学び直しシリーズとして、「高校生でもわかる〇〇」みたいな本が売れたりしていますが、山崎氏の提案する「我が子に教えたい超実践・金融教育10選」なんて本があれば、大人向けに売れそうな気もします。
高校生に教えるような、優しく噛み砕かれた内容で語られれば、多くの人の投資へのハードルを下げることができるかもしれません。
例えば、複利計算はツールを使ってもできますが、その概念が腹に落ちていないとほんとうの意味で効果を活かせないでしょうし、「リスクの見積り」や「割引現在価値」の考え方も、なかなか触れる機会がありません。
また、大事な大事な税金に関する一般的な知識も、義務教育で教わることはごくわずかです。
お金と上手く付き合い、コントロールしていくには、この10選が大切で、資産形成をこれから初める人たちにとって、知ってるのと知らないのでは大違いな10項目です。
本ではなくても、先日紹介したWEBゲームのように、ゲームの監修のような形でリリースされても面白いかもしれません。
とにかく、日本が一億総投資家社会を目指し、知識とお金を蓄えることで、少子高齢化社会へ向けた最善策(備え)となるでしょう。
リスクを把握した上で、年率30%を目指す信用ロボアドも上手く使いこなし、資産形成をブーストさせてください。