共働き世帯の資産形成―複数の目的に合わせたアセット・ロケーションー | LIMO | くらしとお金の経済メディア
【簡易要約】
- 資産形成で苦悩している皆さんへ
- 金融資産の目的上位3つは、①「老後の生活資金」、②「病気や不時の災害への備え」、③「こどもの教育資金」
- 特に30代・40代は「貯めるべき項目」がありすぎる(甲乙つけがたい)
- 「老後の生活資金」は企業型DC(確定拠出年金)、iDeCo(個人型確定拠出年金)
- 「子どもの教育資金」はNISAの活用
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働き盛りで、子育てが忙しい時期でもある30~40代。
将来のための貯金をするにもひと苦労であります。
しかし、今回の記事はズバッと潔く解決してくれます。
ズバリ、「老後の生活資金」はiDeCo、「子どもの教育資金」はNISAの割り切りです。
ついでに補足すると、「病気や災害の備え」は生活防衛資金と火災保険などで賄えます。
これらの支出を考慮した上で、マイホーム購入や習い事、塾などを検討すると、より具体的になりそうです。
iDeCoであれば、毎月6万円(夫婦二人)が最低ライン。NISAであれば9万円を積み立てられれば将来の備えになります。
iDeCoの毎月6万円は、30年間、年率7%で運用した場合、7319.83万円。
NISA9万円は、二十歳までの264か月を毎月9万円使う想定で2,376万円。
出産前であれば、事前に積み立てることで生活費と養育費+教育費の支出を肌感覚で理解できます。
お子さんがいる場合でも、9万円から支出を引いて余った分を積み立てていけば、ただ貯金するのに比べ増やすことが可能です。(短期的には減ることも考えられるため、すぐに使う用事がある場合は貯金のままのほうが良いです)
金額感と手法がクリアーになれば、問題が整理されて不安感も減るのではないでしょうか?
今回の金額はあくまで目安ですので、家庭の収入や価値観に合わせカスタマイズしていくと良いでしょう。