株式会社カブロボ/pegging株式会社の運営メモ

年率30%を目指すロボアドバイザー「信用ロボアド」を提供する株式会社カブロボ(旧gescalgo)の運営メモです。お金や投資、相場にまつわる情報を発信してます。


米国、M2とM3の伸び率(前年同月比)がお辞儀を始めた

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M2の伸びはお辞儀をはじめた。

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M3についても同様。

だだし、これをみて米国が民間部門への資金注入を絞り始めたとみるのは早計と思います。前年同月比の伸びということは、2020年3月にコロナで相場の激烈な下押しがあって、その後、米国当局は民間にマネーを強烈に注入した、その未曽有の前年同月比の伸びに比べると伸び率が低下しているのであって、これからも各種財政政策を通して民間部門へのマネーの高水準の注入は続くでしょう。

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M3をドルベースでグラフにすると、確かに伸び率はコロナ下落の直後に比べれば傾きは緩やかになっているものの、コロナ前と比べると依然として傾きは急であることがわかります。

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予想インフレ率の低下は継続するのでしょうか。

221/6/18の23:46、NYがオープンして、ダウが450ドル安。

 

----日本銀行、マネーストック統計の解説より抜粋------

M1 は、最も容易に決済手段として用いることができる現金通貨と預金通貨で
構成されている。このうち、現金通貨は、銀行券発行高と貨幣流通高の合計から
金融機関保有現金を控除した残高である。なお、金融機関保有現金を控除してい
るのは、通貨保有主体が保有している現金を特定するためである。また、預金通
貨は、全預金取扱機関の要求払預金から算出した残高である。
M3 は、M1 に、全預金取扱機関の準通貨および CD を加えた残高である。なお、
準通貨の大半を占める定期預金は、解約して現金通貨ないし預金通貨に替えれば
決済手段になる金融商品であり、預金通貨に準じた性格を持つという意味で準通
貨と呼ばれる。
M2 は、金融商品の範囲は M3 と同じであるが、預金の預け入れ先が国内銀行
等に限定されている。

https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/data/exms01.pdf

 

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