【やってはいけない資産形成】老後の備えはバッチリ!でも○○がない新婚夫婦!? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【OK】
- 家計の見直し(保険など家計の無駄を減らす)
- 生活一時金を貯める(月の生活費半年〜1年分が目安)
- ライフプランの想定(結婚・住宅購入・子育てや親の介護など)
- 余裕資金で資産形成※iDeCoは解約不可
- 老後よりも、まずは目先の生活設計
やってはいけない資産形成、5つの落とし穴 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【NG】
- ライフプランを考えず資産運用を始める
- 投資額が多過ぎて継続できない(過大投資)
- 投資や証券口座の知識不足(特定口座など)
- 税制への知識不足(iDeCoやNISA、確定申告)
- 事務手続きの理解不足(iDeCoの確定申告など)
少額で資産形成:「毎月5,000円」の商品選び、投資初心者の第一歩 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
少額で資産形成:「毎月1万円」の商品選び。まずは投資信託で | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
- 投資目的で「iDeCo」と「つみたてNISA」を使い分けよう
- 老後資産:iDeCoの方が節税メリットは大きい
- 住宅購入の頭金や子どもの学費:引き出し制限のない、つみたてNISA
- 2つの制度を投資信託で活用する場合、選び方のコツは同じ
- 日本だけではなく、世界の成長の恩恵を受けられる投資信託がおすすめ
- 若いときほど株式比率を高め、徐々に債券比率を上げるのがセオリー
- 日銀ETFの市場放出が懸念(いつ・どうやって)
- 日銀ETFを個人が簿価で買い取って長期保有は妙案では?(日銀ETFを簿価で買い取れば、時価との差は収益になる)
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楽天の「やってはいけない資産形成」シリーズは、具体的で役に立ちます。
順番としては、
①家計を見直しして、②1年分の生活費を早々に貯め、③投資の習慣を身に付ける、が大枠になります。
「②」の貯蓄期間中に、証券口座(特定口座)の開設やNISA・iDeCoについての予習、投資銘柄の選定などの知識を蓄え備えます。
また、ライフイベントや自分の人生の価値観や方向性により、住宅や車の購入、結婚や出産、趣味などの出費額が異なるため、その辺についてもぼんやりと考えると良いです。
すでに、「こうしたい!」が決まっている場合は、具体的なお金がいくら必要かを調べて、日々の生活費の中から捻出するのか、そのときに向けて貯金するのかなども考えます。(住宅購入や結婚式資金、子供の学費など)
両親からの支援があるなら、それに越したことはないですが、当てにし過ぎると「いざ支援できない」となった場合に、何かを諦めるか無理することになります。
そして、多くの人は諦めきれずに無理した結果、サイアク「消費者金融で借金」をしてしまいます。
①②③がすべて終わったら、投資に回せる金額によって、選択肢が変わってきます。
例えば、iDeCoはサラリーマンなら上限が2.3万円。つみたてNISAなら年40万円なので月々約3万円。
つまり、年70万円ぐらいまでの捻出であれば、iDeCo・つみたてNISA・自分で積立の3択から選ぶ形になります。
「自分で積立」の選択肢を入れたのは、先ほども出てきたようにiDeCoは途中解約不可のため、当面は生活資金とライフイベントを厚くして、老後資金の資産形成を弱めに配分するなら、「自分で積立」する必要が出てきます。
ここまで到達できれば、あとは自分で構築した枠組みを年に1回など振り返り、微調整しながら淡々と資産形成を続けていくだけになります。
投資や資産形成で勝つために大切なことは、良い習慣を長く続けることです。
失敗する多くの人たちは、知識が不足しているか、継続できていないことが原因しています。または不安が大き過ぎて実践できないか。
今後、義務教育での金融教育に力を入れるなど、金融リテラシー向上は着々と進められていて、未来の不安はそこまでありません。
問題は、年功序列制度の恩恵と金融教育の恩恵を受けられない狭間の世代=現在の現役世帯です。
日本が超高齢化社会になることは避けられませんが、多くの人が資産形成を習慣化することで、年金プラス自分の資産で、豊かな老後を送れることを願います。
当然、日銀もその前提で行動するでしょうから。