中国陸海軍が上陸想定の合同演習、米と台湾「独立派」に警告-環球時報 - Bloomberg
【簡易要約】
- 中国人民解放軍は上陸作戦を想定した陸海軍合同演習
- 演習は台湾に近い中国・福建省の沖合で実施
- 米国と「台湾独立勢力」に対する警告と抑止を狙ったものとの見方も
米中軍事衝突、台湾の離島から始まるリスク-中国の「危険なゲーム」 - Bloomberg
【簡易要約】
- 香港に近い小さな離島が、台湾侵攻作戦の上陸地点との観測が浮上
- 中台が共に「一つの中国」に属するという考えを台湾の蔡英文総統が拒否していることを習近平政権は非難
- 米国は台湾への武器売却を増やし、米台交流を強化
- 2019年1月は10%だった米中軍事衝突の確率を今年3月、65%に引き上げた
- 中台紛争が勃発すれば、台湾に基地のない米軍は遠く離れた日本や韓国、グアムに置く基地から戦力の展開を図る
- 台湾や隣国の近くで人民解放軍が攻撃的な行動に出ている
- 悲劇的な結果を招く偶発的な衝突を懸念
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オリンピック開催まであと数日。
賛否両論ありますが、なんとか開催までこぎ着けられたことに安堵しています。
少なくとも、これ以上オリンピックの問題で、国民がイライラしなくて済むのですからです。
しかし、それ以上に心配なのは、中台問題です。
平和の祭典を行なうすぐ隣で、いままさに侵攻の危機に面している台湾。
日本では麻生副総理が台湾を擁護する発言をしましたが、中国側に「内政干渉」と批難されました。
実際、中国が台湾侵攻を行なった場合、日米台は協調するため、日本も危機に直面します。
もちろん、日本と台湾だけなら負けますし、米国にとって日台は防御壁の役割となるので、両国の被害は甚大になるでしょう。
このような事態は避けなければなりません。
世界の国の人が一同に介して平和の祭典を行なう意味を、あらためて世界に問いかける機会になりました。
戦いは競技の中で行い、武力による衝突が起きないよう各国の政治家たちには尽力してもらいたいです。
日本では特に、オリンピックにまつわる様々な問題が取り沙汰されていますが、原点回帰して世界の平和に繋がるイベントとなることを願います。